無臭柿渋で床の仕上げ

床板を30mmのスギ板で施工を依頼しました。
全て国産材でという思いはありましたが 結果的には 柳杉が用いられました。

・・以下 柳杉の解説を引用します。
日本産の秋田杉を中国に植林したのが柳杉です。
踏み心地が格段に良く、熱の伝導率が低い為に断熱効果もあります。
・・

大変やわらかく 温かみのある素材です。
色目が大変白っぽいのが我が家には難点で、時間をかけてなじみを待つか 色を入れるかを迷いました。

床張りが終わってから、約3ヵ月を経て 養生シートがかかっていたところと むき出しだったところを較べると 日にさらされていた部分は若干クリーム色がかった変化が見られました。
このまま”キヌカ”でワックスがけをしようか、少し色を入れようか迷った末、やはり低いところ(=床)に白っぽい物がくるのはなんとなく落ち着きが悪く、”柿渋”を一塗りしてその上に”キヌカ”で仕上げをしようと決定しました。

DSC06404-02.jpg

30平方メートルの床と 壁部分の半分に 2Lの柿渋一本を使いました。
キッチリ2倍に薄めて 刷毛で塗ってはふき取る作業でした。柿渋は薄めて ふき取りながら作業をすると思ったよりストレスなく仕上げていく事が出来ました。
2007/11/20(Tue) 08:13:22 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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