基礎工事 始まる
基礎工事の準備が始まりました。
既出 vivaken Blog ”川の流れのように” でご報告いたしておりますように、vivaken山から切り出された杉の数々は どんな役割を担って再会できるかまだ未知数ですが、守門の手によって製材されるべく搬出されました。
基礎工事に着手すると、vivaken山に積み置かれた丸太を運び出す事は、物理的に無理になる。
私たちはこのように判断していました。
基礎工事に着手する前に 丸太を運び出し、なるべく家の材の一部として使って欲しい。
私たちはこう希望していました。
年頭 私たちが持っている古材を使った家を実現してくれる工務店探しをしました。
何件か回った工務店は、そのほとんどは、山から切り出した「杉」の使用に二つ返事で了解してくれました。もちろん 守門 岩熊さんの回答もそうでした。
直近になってくると、この丸太の使用については、守門の岩熊さんも小野さんも 「使えるよう配慮・努力します。」と答えただけで、具体的な方策については、コメントがありませんでした。
なんとなく、「ダメかもしれないな」という印象に変わってきました。
事実vivakenは親しい友人に、「工務店に対して あまり無理強いはしない。丸太は 使わないで終わるかもしれない。」こうもらしたりしていました。
私たち二人は、サラリーマンの常として、物事は最も最悪な状態の場合を想定するクセが身についているので、「薪ストーブを買って、冬の暖をとろうか。」
こんな会話を交わしていました。
半分以上あきらめ気分を払拭したのは 土曜日(24日)の事でした。
ヤボ用で同行できなかった私に、睦沢から帰宅したvivakenは、紅潮した顔で「ビック ニュース」を伝えてくれました。
丸太は 使う予定で製材所に入っている
まさしく手を取り合って喜んだ私たちでした。
燃やして煙にさせずに済んだ。
vivaken山の木が我が家の一部として甦る。
金銭では得る事が出来ない、大変大きな喜びを得ました。
その夜、地鎮祭のときお祝いで頂いたワインをあけて、乾杯しました。
ご馳走様でした。たいへん美味しく頂きました。
2006/06/26(Mon) 07:52:10 | 古民家再生日記