柱のキズ

キズという表現は 適切ではないな と思いながら書いています。

移築再生(とりわけ今回は 2回目の移築再生)においては、前の建物の都合で、今回再生するには、不必要な切り込みがあったりします。
移築再生で それは 当然受け入れて対応していかなければなりませんが、どの程度まで補修するかは、施主がどこまで要求するかにかかってきます。

これは 移築再生に対する施主のスタンスがはっきり現れる、一つの事象と思います。
予算が潤沢であり 施主が希望すれば 時間をかけて完全復帰に近い事も可能に違いありません。

私たちは 「それはこの家の歴史です」
こう考えています。

埋め戻し用の角材が準備されていまして、棟梁は気になるところを埋め戻して、塗装仕上げをしてくれる事になっています。

そして どこまでやるかについて vivakenはこう答えました。

「棟梁の感性でやってください。」
棟梁が この家だから こうでいい こう判断したら受け入れます。
という回答です。

2006/07/12(Wed) 07:55:05 | 古民家再生日記
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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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