ブラインド

どんぐり庵の南側は ブラインドをつけています。
最初の計画は 障子をいれ 赤味のある自然光を背景にした 夜のどんぐり庵の姿をイメージしたものでした。

施工途中で それより障子の管理のことが心配になったり どちらかといえば ブラインド派だった 私の意見が通ったりしたものでした。

夏の夕暮れは ブラインドを下ろすにはあまりにももったいなく 素通しのガラス越し 夕暮れの様子を垣間見るのは大変魅力的で 棄てがたいものです。

ご近所は レースのカーテン ヨシズ などで 夜風を入れながらも いかに 家の中が見えないようにするか 工夫しています。

私は vivakenとの約束で 誰の目に止まってもいいように 普段着を整えて 気をつけるからを条件に ブラインドを休むまで開けっ放し。網戸で夜風にあたっています。

日々の野菜

タキイ種苗のカタログが届き バラの特集。
これからの花壇を彩る 葉牡丹やパンジー・ビオラ。

ただ 眺めるだけになってしまいました。

そらまめ・キヌサヤ・スナックエンドウも撒いてみようかなと 野菜のページを見たりしています。

この夏 この先もう暫く ナスにはたくさんの実りを貰っています。
さてこの先 少々の野菜を作ろうかと 目を通しますが 
失敗体験ばかりが浮かび 一歩進みません。

根っこのものは うまくいかないから・・
ジャガイモ・ダイコン ダメだった。
だからニンジンはやめよう。
ニンニクは大失敗したから 玉ねぎはやめよう。
葉っぱの巻物なんかできっこないな。キャベツも白菜も。
ほうれん草・小松菜。。 野鳥を喜ばせてあげようか。

野菜を自分で作ってみるまで 整然とした畑に勢いよく育つ野菜を
何の疑問も 感動も感じず 当たり前だと思っていましたが
この夏 見事に育っているサトイモをよその畑で見たときに
今までとは 全く違った思いが走りました。

なんでも 自分の手に掛けてみて 一歩理解が深まるものだと 改めて思いました。

葉げいとう

昨年 数本の葉ゲイトウを植えました。
穂が出て 枯れ落ちる頃までそのままにしていました。
こぼれ種で 芽が出るかもしれないと思っていましたが そんな様子もなく過ぎていました。

一ヶ月ほど前 去年植えた場所から 10mも離れているところで 一本はキンモクセイの側に、一本はキリシマツツジの側に芽を出し成長し始めました。
草刈り機で刈ってしまわないよう 目印をつけ 肥料をやったり目をかけていたところ とてもキレイな葉ゲイトウになりました。

さてさて 捕らぬタヌキの皮算用
来年は ここの土地に慣れ親しんだDNAが書き込まれた葉ゲイトウが あちこちで育ってくれるんじゃないかな。

 

5年間 5回の夏

どんぐり庵は 土地の購入が2004年8月でした。
アレから5年 年がら年中いろんなことがあったといえば いろんなことがありました。
とりわけ 7〜9月は 印象に残る事が多いような気がします。

2004年8月 土地購入
2005年7月 どんぐり庵の構造材となる 古民家の購入決定
2006年8月 どんぐり庵 建前
2007年9月 ケヤキの柱 指し鴨居の磨きを自らの手で実行する事で着手
2008年8月 猫の八兵衛 どんぐり庵の住人となる
2009年8月 最後の大物支払い 住宅取得税の支払いを終了する

お盆の休みの初日 vivakenは 庭に積み置いた10本強の古材を 一人で裏庭に移し
「これで 大仕事は終わりだ」
と 心底ホッとした様子でした。

未来に向って 赤ワインで祝宴を挙げ
いろんなことに出くわした5年間を振り返ったのでした。

化成肥料

ガーデニングをやっていたときは もっぱら粒状油粕と液体肥料を使っていました。
相手が植木鉢ですから その 使用料は知れたもので きれいな花が咲いていました。

さて 野菜作りは。
花をキレイに咲かせる→リン酸比率の高い液肥
こういう図式でしたが
≪野菜がよく育っている≫
この感触をつかむまで 2年かかったわけです。

どんぐり庵の場合 ビギナーズラックともいえる初年度の成功体験 と
西隣が たいして手入れもしないのに エダマメやソラマメを 上手に実らせていたので
安易に構えていた部分がありました。

去年の反省を踏まえてというほど 大袈裟なものではありませんが
地元の”もみがら物語”投入と共に 今年は
窒素:リン酸:カリ  14:14:14
*使いすぎにご注意ください
と書かれた化成肥料を イイカゲンな量投入しました。

おかげさまで
みずみずしいナスや 新鮮なキュウリを収穫する事ができました。
エダマメは いい豆が取れるかどうかは今後の問題として スクスク育ち vivakenが折に触れ草取りをしてくれるので 鑑賞に堪えうるキレイな畑です。

天候と土作り そして肥料の使い方。
もちろん 日々どのように目をかけるかもとても大きな要素ですが、この3つが整えば
私にも 出来たのでした。

化成肥料の袋に書いてある使用方法は どれだけの広さに何グラムの肥料を施す。。

外に 計りなんて持ち出さないし 手近にあるのは メジャーカップです。
広さに対して ナンCCとしてくれるとありがたいのですがね。
それがダメなら 嵩比重でも書いてあればいいのですが。

ま〜そういうわけで 施す量は 超イイカゲンという 今一歩 イイカゲンな話でした。

ミョウガ

店先では ほとんど一年中 3個一パックのミョウガを見ます。

一年中出回っているいる野菜など 数々あって 季節感が失われて久しいわけです。

今年は どんぐり庵のミョウガをたくさん食べました。
とりわけ vivakenが少し工夫して作った”ミョウガ炒め”は 小皿で一口二口という程度のものですが 夏らしい爽やかさで 美味しく食べさせてもらいました。

一年中店先に並ぶミョウガのイメージが強いので 1〜2ヶ月は収穫できるものと思っていたら なんのなんの せいぜい3週間ほど 3日に一回の収穫という程度のものでした。

季節のものとは 本当は こういうことなのでしょう。

春に買った キリシマツツジにミョウガがくっついてきていて 3〜4本出ています。
ツツジは2m程のもので まさか ミョウガに負けるとは思いにくいので そっとしています。

でもね よく観察していないと・・
どっちを取るかといわれれば キリシマツツジが大事ですから。

身近な草木

小さい頃から 身近にある草や木の名称は
”特にこだわらない”
場合が多々あるようです。

トゲのある草花は”ばら”
だったり
野鳥は”すずめ”
だったり
大きな木は ”大きな木”
だったりです。

暮らしてみるとよく分かりますが それはそれなりに充分な事で
今年もまた この花が咲いた。種が落ちて増えた。
そんなことの繰り返しということです。

一時 ガーデニングにはまっていた私は 園芸種の草花は 花材でしたから その名称もよく覚えています。
西の隣人と話していると (ここは お庭狭しといろいろなお花があります。)
「よく 名前を知っているわね」
といわれます。

ガーデニングとなれば 徒長したものはさっさと抜き去り 絶えずベストの状態を目指しますが 里の庭というのは 花が終われば終わったなりの姿もまた 景色として充分価値あるものと思ってみています。

ただ電

DOCOMOの家族間無料通話。
我が家のように 家族が離れて暮らすものにとっては 大変重宝に使っています。

vivakenは 現役当時 自らも周りからも 歩く黒電話とかいわれ その機能を存分に使いこなしていない事は明らかでした。

しかし ”ただ電”になって 歩く黒電話にとっては 大いなるフォローウインドです。
料金を気にすることなく チョコット電話で済みます。

巷のうわさでは 携帯電話経由でサービス券を取得して
パケット代が こんなにかかった なんて話を聞きます。

東京メトロ ふうに言えば
「インターネットは 家でやろう」
ですかしら・・



洗濯

掃除・洗濯・炊事
なるべくなら 手を抜きたいという方もいますが
私は どれも好きです。

とりわけ洗濯は 大好きです。

どんぐり庵は オール電化の為 夜11:00からあさ7:00までの電気料金が最も安い時間帯です。
炊飯器 電気ポット 洗濯機はその時間帯に終わるように タイマーを使い工夫します。

洗濯は その日の朝になると
「シーツ洗っちゃお。天気もいいしよく乾きそう。洗面台のマットも入れちゃえ!」
と次から次に 洗濯機に放り込む癖があるのですが

どんぐり庵においては
電気代のこと お風呂の残り水 の事など気になって
洗濯機を回すのは 一日一回限りです。

なんでもかんでも一緒に洗うせいか
白い下着が なんか・・真っ白に仕上がらない

これも一つの エコスタイルかな。

タイミング

どんぐり庵は 敷地の境界として 樹齢はあるけれど下枝をすっかり落とされたマキの木がポツポツと植えられています。
道路に面した部分は 高さ50センチの瓦塀と 1メートルに満たない 数本の植木があります。

東・西・南側 どこからでも 私たちが今何をしているか 眺めることが出来ます。

先日 水遣りを終えて ホースを片付けていました。
夕方5時になると 夏休みの間だけですが
「良い子のみなさん そろそろお家へ帰りましょう。」
と 町からのアナウスが流れます。

これに促されるように 後片付けを始めていました。

その日 お向かいから ゴーヤの差し入れがありました。
そのタイミングが 手を止めさせないで 渡すには・・・
と 様子を見ていてくれた 絶妙のタイミングで
常日頃 立ち話の後に
「お手を止めさせましたね。」
といわれるのが 単なる 社交辞令ではないことを つくづく感じました。

道ばたで

睦沢での朝の散歩。

太陽が照りつける前に 周囲1〜2キロを散歩するには 遅くとも7:00には支度を済ませていなければなりません。
少しゆっくりすると あっという間に時間は経ち 一人でぶらっと出かけていくのとは勝手が違うvivakenは 玄関で足踏みをしています。

二人で 田んぼの畦や 樹木の日陰を選んで歩く様子など 呑気なものと どなたが見ても思うに違いないところです。
事実 呑気なものです。

そんな二人が たまたま田んぼを見回りに来た方と出会うと
「おはようございます。」
これでは済みません。
「おはようございます。いいお天気ですね。」
これで済む場合もあります。

ちょっと 世間話が始まると、チョットがチョットで終わらない。

引っ込み思案でご近所付きあいが苦手で ゴミを出しに行くのすら 
”ダレもいないかな”
と確認しなければ出て行かない私が
睦沢の道ばたで よく知りもしない人と世間話をしているなんて
自分ですら チョット不思議です。

新盆・旧盆

実家のお盆は 新盆。

睦沢へ来ると ここは旧のお盆。

たいした事をするわけではないので ま〜どちらでもヨシとし 父の命日が7月29日なので そのお墓参りなどがあって 適当な日に 適当にやっていると だいたいの辻褄(お盆だ・お墓参りだといった)が合ってきます。

会社の夏休みが 旧盆に合わせていることも手伝って、お盆は旧暦という感じが段々強くなっています。
単純に 休みがあり 少々の時間の余裕がある ただそれ故ですが。

長南町の笠森霊園にお墓参りに行くたび思うことは
「やっぱり お墓は近くに。」
そしてここはよく整備され 明るく 時には笠森寺の鐘の音が聞こえたり、よい霊園に巡り合ったな と思います。

空を見ながら

”天気のことは空に聞け”
昨日の日曜日 朝から蒸し暑く ただ 日差しがなかったので 畑や草花の手入れをしていました。

そんなわけで 雲の流れ具合を見ながら、
「午後4時になっても雨が降り出さなければ水遣りをしよう」
二人でこう決めていました。

その時刻になっても 雨は降り出さなかったので
井戸からと 水道からと 手分けして 水遣りをしました。

ホースを片付け終わった頃 お向かいと立ち話になって
「大雨が降るみたいだよ。ウン マ〜ネ。」
と気の毒そうな顔をしています。

この蒸し暑さじゃ ありえるな。。。
と思っていたら 夜半の土砂降り。

降るはずが降らない=ヤキモキ
これよりは マシだな。
と思いながらも あ〜あ。

山の草刈

どんぐり庵の場合 裏山の手入れも怠る事が出来ません。
宅地から 3〜4mほど上がったところが 20mx10m弱の平坦地になっていて(昔は ここを畑として使っていたといいます)そこから先は 緩やかな斜面 急な斜面となります。

どんぐり庵から この裏山を眺めるのも一つの楽しみです。

家を建てた当初 
「恐らく裏山の草刈までは手が回らないだろうから 少々のコナラ林にして 放置したい。」

vivakenは このように言っていました。

しかし 余分な竹を切り倒し 積み上げ 片付け また バランスをみながら 名前があるのかないのか分からない サクラの幹にそっくりだけれどサクラじゃない木とか クワとかを整理し ツツジを植え込みました。

こうなると 放置とはいかず 毎日の見周りと 少々の手入れは必要になってきます。
何事も 手をかけると今まで以上に気になるものです。

先週 山の草刈のあと 見に行ってみました。

刈払機で作業するには そうとうな体力が必要と思われる斜面も手が入れられ、すっかりさっぱりしていました。

おそらく 近くの草むらでは 野うさぎやコジュケイが、目をマンマルにして
「けがをしないようにね。」と
見つめていたに違いありません。  

阿佐ヶ谷 七夕まつり

JR阿佐ヶ谷駅と 地下鉄丸の内線南阿佐ヶ谷駅は 7〜800mのアーケードでつながっています。

七夕まつりが始まり 夕べはたいそうな人でした。

七夕まつりが目的ではなく 他に用事がある私は そのアーケードに踏み込んでしまい
「あらら おまつりは明日からじゃなかったっけ・・」
と思いながら 焼そばやカキ氷の店に並ぶ人をかき分け
「中杉通りに出るべきだった」
と思うのでした。

灯篭や吹流しの飾りつけの中 多くの人が行きかい 
普段とはチョット違った
夏の一夜というところでしょうか。

Googleから三行半

サイトの話題から 関連するような広告が表示されるよう
Google AdWordsを設置していました。

ワンクリックで¥1といった 報奨金がもらえるようになっています。

なかなか面白い広告の関連付けがありました。

この報奨金をもらえる権利を持つ人がクリックをすると 不正な課金要求とみなされ アカウントは無効になる
と契約の中でうたわれています。

報奨金中心に クリックすればいくら なんてことを考えていない私は 面白そうな広告に出くわすと そのままポチ とやっていました。

そこが多分引っかかったのでしょう。

以下 Googleから。・・・・・・・・・・・
Google で定期的に行われている調査によりますと、お客様の AdSense アカウン
トは AdWords 広告主に重大なリスクをもたらしていることが確認されました。
このアカウントを引き続きサイト運営者ネットワークで使用できるようにする
と、今後広告主に費用上の損害が及ぶ可能性があるため、アカウントを無効にし
ました。

これは、Google の広告主と他の AdSense サイト運営者を保護するために必要な
措置ですのでご了承ください。 ご理解のほどよろしくお願いいたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで
結構楽しませてもらった Googleとお別れすることになりました。


早ければ吉

エダマメの移植のことです。

エダマメは移植を嫌うという情報を得ながら 間引きした苗を植えつけました。
葉が展開していない状態でも 発芽したと判断したものは 必要に応じて移植しました。

成功です。

今回の種(タキイ)は95%以上の発芽率でした。

こうしてみると 何も 初めに4〜5粒種を撒かなくとも 始から2粒撒けばいいように思えます。
根も痛めなくて済むし。

来年は そうしてみましょう。忘れなければ。

袋に書いてあった説明の通り 本葉4〜5枚で土寄せをしました。
あとは 見守りで10月を待てば 待望の収穫です。

思いっきり夏柄のTシャツ

立秋を迎える前に 思いっきり夏柄のTシャツを着なくちゃ終らない。

7月 月初に暑い日が続いたものの 8月の第一日曜日に最高の夏空を見なくては
空振りの夏 になってしまう。

雨が降りさえしなければ 曇りだとしても 思いきり夏柄のTシャツを着るぞ!
と 大柄な花模様に スパンコールをチョットだけあしらった Tシャツを用意しました。

2日の日曜日は 太陽は顔を出さず曇り空。
朝 7時 いつもどおり 里山散歩。

思いっきり夏柄のTシャツを着込んだ 私に
vivaken曰く
「リゾート地じゃないんだから。。」
「目立つぞ。またさ。。」

と 声を掛けるのでした。

”なにやったって みんな見てることには変わらないんだから。
いいの。いいの。夏だからさ。”

と強行。

そのTシャツが私に似合わないからやめろ といったのか 大上の町にそぐわないからやめろ
といったのか 定かではありません。

両方だったかもしれません。

Profile

image
tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

New Entries

Comment

Categories

Archives(4274)

Link

Search

Free