店先に新栗が見られるようになりました。

栗の鬼皮をむき 渋皮を剥き 虫食いをはねると 40〜50%の歩留まりです。
まず熱湯にほおり込み そのまま約1時間放置。

ここから 鬼皮剥きが始まり 渋皮を剥いていきます。
ほとんどが 栗ごはん 栗おこわ ですから 少々のくずれはかえって食べやすく あまり神経質にならずに剥き進めます。


vivakenと台所で肩を並べ ほぼ1時間がかかります。

1袋1Kgで 500g弱の生栗がとれるので 2つの袋に小分けし 一度冷凍すると甘みが増すと聞いているのでフリージング。

2合のお米に薄味をつけ 解凍した栗1袋を入れて栗ごはんを炊きました。

秋の風情です。

昨年は 栗おこわを作るのが楽しくて お正月にも”栗おこわ”と 冷凍していた栗を取り出し栗おこわを作りました。
しかし これはやはりその季節のものでして、ちっとも美味しく感じることが出来ず 知らず知らず身に付けた季節感は何よりも優先することを知らされました。

今年は 秋に何回か栗ごはんを炊いて それでお終いにします。

みかんの木

5〜6月にミカンの木を取り寄せ 山に一本 宅地に一本植えました。
山の木は 早生のなんとか 宅地はデコポン系の何とかで 2本とも小さな実がいくつかついていました。

山に植えたものは環境がよく合っていると見えて、いくつかは落ちましたが、φ50mm位になりました。収穫時期になったら ともかく仏様に供えて 先祖をビックリさせようという算段です。

宅地のものは 日当たりが強すぎたのでしょう。葉っぱも色が若干抜け気味で、付いていた実も全部落ちてしまいました。

山のガマズミはすっかい色付き ムラサキシキブも色を添えています。
こんな季節になりました。

草刈

お彼岸の頃になると 大がかりな草刈りは今年これが最後と、お天気の良い休日はあちこちから 草刈り機のエンジン音がします。

私の感覚からいえば [よく乾かしたところで焚火をする]と考えるのですが、近隣は草を刈り取った翌日には、焚火が始まります。
ということは モクモク白い煙が上がります。

草を刈った後の 干し草の香り 焚火の香り 決して嫌なものではありませんが、あまりに煙いと 時々家の中に逃げ込みます。


そのたび思うものです。


「囲炉裏があるといいよね」
という話に 全面否定できなかったのですが、無しにしてよかった。
なんたってそういう環境で暮らしてこなかったのですから
「煙い。めんどくさい。」 と
しょっちゅう愚痴っていたと思います。

笠森トンネル貫通

圏央道 茂原⇔木更津東 の一部笠森トンネルが貫通した
とニュースにありました。

長南町役場近くの茂原長南IC〜297号線とぶつかるところに市原南IC〜木更津東ICにつながります。
開業は 2013年の予定です。

どんぐり庵からは 茂原長南ICまで 20分ほど。
現役時代のvivakenは 浦安IC 千鳥町IC共に10分程度の住まいですから、遠い感じは否めません。

されど どんぐり庵整備の3年間 毎週高速道路を走りまわっていたころとは環境はがらりと変わり
そうそう高速道路を使う用件もなくなりました。

ともかく走りにくい 房総半島の旧道を回避する一つのルートが出来た。そんなところでしょうか。

施肥

日没がすっかり早まり、タオルケットだけでは休んでいられなくなってきました。

お彼岸に植栽に施肥をしました。

使い方説明によると 枝張りと同じ円を地上に描き90°方向に4か所穴掘りをして そこに肥料を入れる。
または 枝張りと同じ円を描き そこに円状に肥料を捲き 土掛けをする。
とありました。

大きな株 10本については穴掘り作戦を計画しましたが、全体を見まわし 考えを変えて、大小の株全て円状に浅く掘り 肥料を入れ土をかぶせる方法をとりました。

全部で50本弱。
大小ありますが、二人でかかって一日仕事になりました。

ここ2〜3年が正念場という植栽が多いので、目を離せません。

今回の大風台風で、裏山に植えたイチョウが倒れました。
大慌てで鳥居型の添えものを作り復旧しましたが、イチョウというのは案外周囲に根を張らないと感じました。 

21日の台風は 風が大変強い台風でした。
午後から東西線は一時運転を中止しました。

勤務先を早めに引き上げ、東西線に乗ると 
風速が東西線の基準値を超える可能性があり、地上部分は私の乗った電車の後 運休予定という案内が流れました。

 「お〜よかった」と一安心。

電車に乗り込もうと駅に着き、大風に見舞われ 傘はオチョコどころかすっかり裏返しになり壊れました。
その傘を捨てようにも捨て場所がなく、すでにたたんだり出来る代物ではなくなっていましたが、電車に持ち込み、家まで持ち帰りました。

自宅駅からは、バックに入れていた折りたたみ傘で家までしのぎました。
緊急用の傘ですから あおられれば一たまりもないのですが なんとか無事家にたどり着きました。


それにしても その日の朝見かけた1シーン。
自転車に乗った若き女性。
透明傘をさし、肩に携帯を挟んで何かしゃべりながら、バックを腕にかけ フラフラ道を走っています。

危ないんだから、マッタク。

お客を失う

コーヒー豆は引き立てが美味しい。
この頃になってコーヒーに目覚めたvivakenと語りながら、
「コーヒーミルを買おう」
と いうことになりました。

電動ミルでいいと思いましたが、結果的にコーヒーメーカーを買いました。

専門店でコーヒー豆を買い始め、2回目の事。

100gの豆を買い つい忘れて一晩バックの中に入れたままになっていました。
翌朝 取り出すと
「う〜〜〜ん タバコ臭い」
バックの中で タバコとコーヒーの匂いが入り混じっているではありませんか。
あわてて消臭スプレーをしましたが そう簡単には消えません。
あの手の臭いは。。。

お茶・コーヒーなど消臭吸着剤に化するものを販売している店内で、喫煙とは何事じゃ!
もう 行かない。
違うお店を探さなくちゃ。

部落の墓所

部落の墓所に先祖を祀り、代々の供養にこまやかな心遣いをし お盆 お彼岸ともなれば
その日は当然のことながら その日に備え 草むしりなどなど お参りに来る他家の心情にも配慮し整えられています。

少なくとも3代に使えたという隣人は 一輪車に草刈機を積み、3〜400mをやってきてスッキリ 墓所の周りを整えました。
立派な御墓です。

vivakenが お墓に上る階段の手前に積まれた円錐の土の山をみて この地域の特別な風習かと尋ねました。

答えは

今はこの部落から出て行った人だけれど、ある日 ふらーとやって来て このあたりに自分の先祖の墓があったという。
もう解らなくなってしまったことだけれど、そういってくる人がいて 無縁仏になってしまったようなものだから、こうして土を積み うちで お線香上げているの。

はっとするものがありました。
精神の構えというものでしょうか。

マツムシ

里山のことを書いた本をペラペラめくっていて、ふと目に止まりました。

マツムシの産卵場所は ススキや茅の茎で 草刈が徹底して行われると 産卵場所が無くなってしまうという話。

睦沢を散歩していると、かつては田んぼだったと想像する 葦原があります。
田園の中にそこだけ手入が行き届いていなくて葦がボウボウ。

「何とかならないものか」
と思っていましたが、
「それなりに 生態系に貢献」かと 考えを改めています。

どんぐり庵の裏山も、そこそこの管理が 
管理者にとっても 動植物達にとってもバランスが取れることだ 
と 改めて思っています。

彼岸花

薄ボケた彼岸花が咲きました。

暑さのせいでしょう 背丈も短く きりりとした姿を見せません。

開花には低温にあうことも必要ということですから、このまま夏を終わらせない!!といわんばかりの高温に、待機状態です。

5月のゴールデンウィークに植え込んだ植栽は vivakenが丹精し多お陰で、無事夏を越えようとしています。
9月のシルバーウィークは この植栽たちに肥料を投入します。

和ダンス

久しぶりに和ダンスの扉を開けました。
先日の押入れの木綿布団同様 溜息まじりで、又 元に収める事になるのです。

1〜2回袖を通したか 通さないかの和服が数点。
今の私には アジアンの洋服を着ることはあっても、着物の生活は考えられません。
さ〜て どうしたものやら。

箪笥のコヤシにしておくなら、綿系のものなら ほどいて座布団カバーにでも仕立てれば、まだ生きる道もあるというものか・・

など いつも同じ事を思い浮かべては 同じ様に 同じ場所に返す。

日本中こんなことだらけなんでしょうね。

嫁入り道具

いまや死語と化している「嫁入り道具」
紅白のタスキをかけたトラックに 寿のマークを付け 嫁入り道具を運ぶという名古屋の風習は今どのようになっているのでしょう。

羽毛布団が行き渡り 
「木綿の掛け布団では重くて寝られない」

これが大方の見解で、軽い・干さなくてもよい・小さく収納できる等 取り得がいっぱいあり
伴って 木綿の布団の行き場がなくなります。

私たちは 敷布団を木綿わたの物を使っていますが、それすら少数派のようです。

木綿わたの掛け布団3枚で 2枚の敷布団
木綿わたの掛け布団1枚で 1組の座布団に作り直してくれるところがあります。

妹に 「ど〜ぉ 木綿の敷布団いらない?」と聞きました。

答えはこうでした。
「ベット だから いらない。」
「嫁入り道具に持参した 布団がそのまま手付かずで あるのよ。」

私は「ありゃぁ〜」
vivakenは「日本中そんなことだらけだよな。布団って 粗大ごみで捨てられるのか」
と調べ始めます。

待て・・待て
「お母さんの作ったものだから そう簡単には捨てられないわ・・・」

vivaken
「使わないものを いつまでも押入れにしまいこんでも仕方ないだろ。」

ま〜 もうチョットこのままで。

新米の水加減

新米は若干水を控えるのが鉄則です。
柔らかめのごはんが好きな私でも、新米はシャキットしたものがいいと思います。

「貝新」の細切り昆布の佃煮を 置いて 
「さ〜さ〜新米だ!!」

もちろん 水の量を若干控えめで炊きました。

炊飯器の蓋を開けると
「なんか ごはん硬そう・・・・・・」

硬い。あ〜ぁ硬い。
と思いながら いただきました。
明日は美味しく炊くぞ ッテナ気分で。

これが 自然と相談しながら出来あがる作物というものでしょう。
今年は 新米とはいえ 水加減を調整する必要は無かったようです。

去年 不作不作といわれた玄米を 
1・冷蔵庫に保管し 
2・食べる量を精米し食べる
という贅沢をしている私には、大変不満でした。

一番の問題は水加減のせいです。
明日に期待します。

休日変更・サマータイム

電力制限令が今日で終了し、結果「供給能力に余裕ある状況で終わった。」

夏は終わったけれど、次は冬が心配です。
と 脅かされている。

休日を変更した企業からは こんな声も。
「土・日出勤 木・金も完全に休めなかった。」

そうでしょぅ。そうでしょぅ。
と 私はうなずきます。

サマータイムを導入した場合にも言えますが、相手のある仕事をしていると、事はそう簡単にはいきません。
早朝出勤の上 帰りは今までと変わらない。
なんて事に 必ずなると思っています。

日常生活では 電力制限令が云々かんぬん言っても、節電意識が身について 私は電気ポットを使わなくなったし、どんぐり庵の人感センサーで開いたトイレの蓋も 手動になりました。

時々蓋を閉め忘れ、
「また 開いてたぞ」と 小言を言われています。

新米

私の米びつは あと一日分のお米があります。
一日分しかない。こう表現すべきでしょうか。

先日から 今年の新米が収穫されるまでの間、今のお米で間に合うか、近所で1Kgほど購入するか、とお米の収穫のニュースを待っていました。

昨夜、新米が どんぐり庵に届きました。
何とか 間に合いました。

お米を美味しく保存するには 保冷庫が必要で、
購入している農家さんは、玄米の保冷庫を持っているので、ある程度預かってもらい、
30Kg一袋単位で引き取っています。

されど 30Kgを引き取ってから 食べきるまではそれなりの時間がかかります。
その間は常温です。

玄米の保冷庫は 容量も大きく10万円以上します。
冷蔵庫を買おうか・・・
ふらふら探していると 保冷米びつ というのに出会いました。
白米の保冷用で 31Kg入ります。56w。

白米も玄米も 同じだろうと想像する私は、
「これ いいんじゃないの。」
と検討中です。

笑顔で「いってらっしゃい」

小学校の夏休みが終わって 早 一週間。

向かいのマンションに住む 10歳位 8歳位 赤ちゃんの3姉妹。
学校が始まって 昨日まで 一番上のお姉ちゃんが学校に行くのに 大泣きしていました。

「ママ と離れられない。」

お母さんは ある日は 「赤ちゃんじゃないのだから と なだめ」
ある日は 「早く行きなさいと 」と突っぱね 尚更泣き声を大きくし・・・
気になる朝を過ごしていました。

今週になり 近所の同年齢のお母さんも協力し、声掛けが始まり、
今朝は泣き声を聞くことなく、
「いってらっしゃい」
というお母さんの声が聞こえ、一安心。

一緒に通学する まだまだランドセルのほうが大きく見える妹さんは
「おねーちゃん たら 全くもう・・・・」
と背中に書いてありました。

私と 妹にもそんなところがあったな、
妹になだめられたことがあったことなど 思い出しながら、
ホッとする 朝でした。

情報

台風12号の被害にあわれた皆様に お見舞い申し上げます。

どんぐり庵は ペアガラスということもあって、外からの音声・騒音が若干緩和されています。
冬 全てを締め切って休むときと、夏 あちこち開けて休むときでは、県道を走る車の騒音を
全く違うレベルで捕らえています。

睦沢には防災アナウスが流れることがあります。
防災ばかりではなく、その日の行事の案内があったりするのですが、
これが全くもって、聞き取れません。

窓を開け 耳をダンボにしてやっと・・というところです。

台風で事故にあわれた方の中には、川の様子を見に行って濁流に飲み込まれた方もいます。
濁流から追われるように高台に避難した話も聞きます。

現状把握と判断は 中々難しいことは承知しています。
天気予報で叫ばれた注意報が、「からぶり」に終わることもあります。

それとは少し次元が違います。
精度の高い情報を的確に行政から住民に伝える手段は、よく聞こえないスピーカーから流れる音声だけでは不十分で
携帯電話・メール  インターネットの活用を図るべきと改めて思います。
元となるソフトはあるに違いありませんから、自治体は少しの労力です済むはずです。

睦沢町で言えば
先日 vivakenの公共料金の引き落としで手違いがあり、その時対応してくれた方の年齢からいえば、プライベートでは 情報端末を操っているに違いない年齢です。

あのスピーカーだけじゃ・・というところに、気が付いているはずです。
リーダーの問題だろうか。

夕暮れ

日没がすっかり早まりました。

市川の自宅への戻り道、夕方6時半を過ぎ 日は暮れていました。
普段は 公園を突っ切ることは無いのですが、その日は 公園を横断するように
道を歩いていました。

水のみ場で まだ就学前と思われる女の子が、はだしで泣き叫んでいます。
すぐ側2mも離れているかどうかというとろにベンチがあり、二人の女性が談笑していました。

女の子は泣き叫んでいます。

声をかけようと思いました。
その二人のうちのどちらかが母親で、なまじ声をかけて、嫌な思いをする場合もあるので、
私は その女の子を気にしているそぶりを二人の女性にわかってもらい、
「泣いている子のお母さんですか?」と尋ねました。
違うといいます。

即座に駆け寄り
「どうしたの?」
と尋ねると、「水が止まらない」と 泣き叫びます。

私は 「手前にまわすと止まるでしょ。」と言いながらコックを回すと、いっぱいです。
手前じゃない 反対だ・・・・

反対回しにして 水は止まり 女の子はピタッと泣き止みました。
真っ白いワンピースも ポニーテールに結んだクセ毛も びしょぬれです。
そして はだしです。

スニーカーは少し離れた噴水のところにあり、それを履きました。
「おうちは近いの?お父さんかお母さんはおうちにいるの?すぐ着替えるのよ。」
という質問に、うなずき
暗い中を 一人帰って行きました。

ベンチに腰をかけていた二人の女性は、私が何をしたか見ていてくれたと思います。
きっと 心に思うものがあったに違いありません。

子どもが泣き叫ぶと
すわ 虐待!!

と耳を済ませてしまう私は 声をかけずに通り過ぎることは出来ませんでした。

震災ごみ

市川市は 旭市の震災ごみの処理を 3,600tを受け入れ焼却処理に着手しています。

旭市で発生した 100,000tの一部です。

兎も角不要なものを片付けないことには、新しい街づくりも何も、イメージが湧かないことと思いますから、
出来るだけの協力を 惜しまずにと 考えます。

すぐ隣の浦安市も、多くの課題を抱えているはずです。

台風12号が過ぎ去るのを 待っています。



御宿 伊勢海老

9月の声を聞くと 御宿の伊勢海老祭りの始まりです。

御宿港協賛店では・・・と 大いにアピールされることでしょう。

房総沖が伊勢海老の宝庫というのも 睦沢のお米がこんなにも美味しいということを知らなかった同様、房総沖で伊勢海老???という具合に、データーを見るまで納得のいくものではありませんでした。
漁獲量 平成17年度で 千葉県→三重県→静岡県という順位です。

伊勢海老の語源は

京の都に伊勢から上等な海老が届いたから
磯で採れるえび「磯海老」が伊勢海老になった
威勢がいい海老が「伊勢海老」になった

などなど あるようですが 伊勢神宮のホウからきた 伊勢海老というのが妥当なところかと思います。

いずれにししても 伊勢という地名が色濃く 房総の漁獲量が日本一といわれてもピンとこない。というのが現実です。

観光地の○○祭りをよしとするかどうかは 各々の判断で・・。

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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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