北国の春

北国の春は、花々が一斉に咲きそろうといいます。
今年は 例年になく寒かった事で、ハナミズキが満開で 公園のツツジが咲き始め、よそ様のお庭のフジも たわわに花を付けています。

このまま行くと ゴールデンウィーク後半は 花・花・花となりそうです。
こんな感じが 北国の春なんでしょうか。

昨年 花見にも心踊らず 静まり返ったような震災の春を過ごし
少しは 時が解決した部分もありますが、
まだまだ・・
粛々と元の生活に戻ろうと日々を送られている方々に せめても 花々の暖かいエールが届く事を祈ります。


よもぎ どくだみ

初夏に咲くドクダミの白い花は 可愛いと思います。
昨年は
「お前さんが ドクダミの花が好きだというから、取らないようにしていたものだから、こんなに増えちゃったよ。ったくな〜。」
と vivaken。

今年は 何も申しません。刈り取ってください。

さて よもぎ。
これは ヨモギに間違いないと思うものを時々みかけ、草団子になるのだろうか と 見かけるたび思います。
以前 ヨモギの乾燥粉を買い、ヨモギ餅を作りましたがちっとも美味しくなくて、もっとヨモギの香がするものを食べてみたい。
和菓子屋さんの草団子のように 春の香りがいっぱいするものを・・

されど 庭に生えた雑草やらなんやらわからないものを口にする訳にもいかず、せっせと抜くよりありません。
ニラとおぼしきものもあります。
切り取ると確かにニラのかおりです。西の隣人もニラだといいます。
でも 口にはできません。止めておこう。

山の日当たりのよいところには ミツバも出ます。これは 食べましたが、栽培されたミツバの方が 香りがあっておいしいので、今や 振り向きもしません。

挿し木をしたツツジが根付いて大きくなってきているものがあり、楽しみにしています。
鹿児島から取り寄せた ケラマツツジに花が咲かず 3年経ちました。
寒すぎて ダメかな。こりゃ。

マイクロソフト オフィスのバージョン

マイクロソフト オフィスはバージョン 2003のあと2007が出てすっかり使い勝手が変わりました。
97シリーズから使っていた私は 2007を見ていたものの旧バージョンで慣れていたことと 必要を感じなかったので 使い込んではいませんでした。

vivakenとの連携作業があり データー作りは私なのですが それを引き渡すに当たって、2007を使った方がいいと考えました。

はじめは2003で作製し 2007にのせたりしたのですが、さわっているうちに2007にも大分慣れて来ました。
 アイコンを見て 作業メニューを決める事に頭を切り替えないと、何処に何が入っているかわからなかったのですが、慣れていくうちに こんなことをここでやるのだ と理解できるようになってきました。

なんでもやってみなくちゃ いけません。
そのためには ある種自分をそういう立場に追い込む訳ですが、今回 いい機会になりました。

塩梅

手打ちラーメンの打ち方で アドバイスをいただきました。

まず我が家の現状は、打って1〜2晩おいたものを タップリのお湯で茹でています。しかし 今一つ腰が出ず キリっとしない。茹で時間1〜1.5分。

二人の結論は 火力が足りない だから 麺が延びてしまう。

アドバイス
「塩でしょうね。塩が足りないのでしょう。贅沢をいえば ミネラル豊富な塩ですね。」

そっか〜 塩加減か。
私は しょっぱい物、生臭い物は食べたいと思わない方です。しょっぱい物を食べると のどが渇きます。生臭い物は ゲリをします。

レシピの塩加減をアレンジするのはショッチュウの事で、お刺身の小皿にタップリ醤油が入っていると、悪さをしている気分になります。

間違いない。
「当たり だな」
と思いました。


ヒナ誕生

放鳥されたトキにヒナが誕生したニュースが やってきました。
つがいが作った巣を観察してカメラが壊れ 今日か明日かというところまで来ていたヒナ誕生は、しばし 情報が途切れました。

兎も角 まずは 誕生 おめでとうございます。
自然界のことゆえ 紆余曲折は避けられないことでしょう。

この日を待ち望み 長きに渡りかかわってきた方々の喜びは 私が想像する以上のものでしょう。

健やかに 育ちますように。

日本カモシカ

たった一度だけ 日本カモシカに出会ったことがあります。

浅間山のその名も カモシカ平 での事でした。
ゆったりとした動作と 人に対して警戒しない様子を見せていましたが、浅間山の岩の絶壁を上り下りする動物です。

日本カモシカも数が増えれば 問題視され やれ「木の芽を食う」だの「樹皮を剥がす」だのと始まります。
先日もどこかで 狩猟作戦をやったとか聞きました。

辛い話です。

2008年の記事ですが
石川県羽咋市で川に下りて護岸を上がれなくなった日本カモシカの救出が行われ 無事山に返されました。

羽咋市 日本カモシカ救出作戦

川の護岸をコンクリートで固めることが いかにナンセンスか見て取れます

その時の皆さん お元気ですか。
そして カモシカくんも。

A地点からB地点

ウォーカーは A地点からB地点まで Bを目的地とすると、そこまでは意気揚々としていますが、さて帰り道となると、この景色はもう飽きたとか、疲れたとか、タラタラいいはじめるものです。

都会でのウォーキングはその点において誠に優れていて、休憩場所はそこらじゅうにあるし、自販機の数が減った代わりに、コンビにがそこらじゅうにあるし、歩くのがイヤになれば交通機関が充実しているので それらを使えばいいし。
そのかわり カエルの声も 田んぼもなく 時々ノラ猫やカラスに出くわすのがセイゼイです。

どんぐり庵のご近所の方は言いました。
「都会からね〜・・・この草深き田舎に。」

周遊4時間コースで 家までたどり着くルートが楽しいと思いますね。
強引につくれば いくらでも計画できますが・・
やっぱり A地点からB地点まで楽しんで
あとは交通機関で というのがベストです。

車を置いた場所まで戻る手立てが無いのです。

アクアスキュータムの破綻

私にとっては バブルの思い出といえる アクアスキュータム。
経営破綻だそうです。受け入れ先を探しているいる様子です。

高級防水コートといえば このブランドが上がっていましたから、技術的には確たるものがあるのでしょう。
生き延びる道があるといいと思います。

ブランド音痴ですから 多くは知らないのですが、身近な人がこのブランドを身につけていたので、記憶に残っています。

昨夜 システム手帳を磨いていました。
fILOFAX(ファイロファックス)と ASHFORD(アシュフォード)レザー仕様のものが各1冊あります。
レフィルを買おうと思い確認しているうち 面倒臭くなってしまい、そのことはそっちのけで 手帳本体をクリーナーでふき取り クリームで磨き込む作業に没頭していました。
モンブランのボールペンもピカピカです。

こういったものは 改めて気持ちを込めて触れてみると すばらしくよいものです。
購入時は思い切りも必要ですが、20年も側に置けば 高いも安いも無いでしょう。

ちなみに 私の場合 どれもこれも vivakenのプレゼントで、ブランドを知ったのはその後のことでした。
製作者のブランドに対する思い入れを感じさせられました。

クリスマスローズ

クリスマスに花を開くわけでもなく、ローズとは名ばかりでバラの風情は無し。

多年草のクリスマスローズは 2月末からボツボツ花を開き、途中古い葉っぱの整理をし、心なし元気を復活し、今まだたくさんの花が咲いています。
地味な草花ですが 長いこと花を見せてくれるのでありがたく思います。

案外丈夫で こぼれ種から芽をふいたり扱い易く 楽しませてくれます。

クリスマスローズは 4月に少々手をかけます。
今年は気温が低いのでもう少しの間手入を控えますが、枯れた花軸を7〜8センチ残して切り取ります。
あとは お礼肥えをたっぷり与えて、1年間放置。
消毒剤として オルトランを根元に撒いています。オルトランは様子を見ながら適宜追加していきます。

こんな感じで、又来年楽しめると思います。

ハナカイドウ

昨年ハナカイドウを植えました。
2mが1本。1mが2本です。

幼木を敷地入口のところに、大きい方を東側に植えました。
大きい木は今花盛りで 一年目にしてこんなに花が咲いたのは 数ある植栽の中で初めてです。

幼木は 4〜5輪の花を付けるだけです。

「やっぱり 大きな木を買わないと 花を見るまで時間がかかるのね・・・」
と 二人つぶやいています。

しかし ちょっと待った〜。
お向かいから いただいたアドバイスを思い出します。

「木というのは 植えた翌年はそこそこ元気に成長するものの、翌年がっくりきて、ダメになってしまう事がある」

「そうだった。」と思い直し気を引き締めます。
市川から移植したボタンは 翌年思いがけず花を開き少し安心していたところ、その次の年は1つの花も咲かず、そして今年 移植後3年目 1つの花芽がついています。

ハナカイドウ もこの道をたどるのか。
石の上にも3年。3年経って その地になじむ訳です。

昔の人の観察力に 脱帽です。

自然界

昨年放鳥されたトキのつがいが温めていた卵が孵化する時期を迎えています。

本日4月13日以降 その可能性があると聞きます。
ヒナが生まれるところまでたどり着いたとしても その先困難な道のりが待ち受け、大きく羽ばたく事が出来るかどうか、そう簡単ではなさそうです。

先日は カラスが卵を横取りするショットを見て、
「何もね このトキの卵を取らなくたっていいじゃないの」
と 思いましたが 生んだトキペアに スキがあったのでしょう。

今年もまた ご近所の軒下にツバメがやってきて ファミリーを作る事だろうと思います。

宣言

マスターズを予選落ちした ゴルフの石川選手を見て思い出しました。

昨年の今頃 
【東日本大震災の 被災者支援のため、今季の獲得賞金を全額寄付すると表明】
したことを思い出しました。

結構 話題になった宣言でした。

獲得賞金は一億円に満たず位の金額でした。
男に二言はないはずだから そんな記事がどこかに載っていないものかと フラフラ探しましたが 生憎見つかりません。

宣言も大切ですが、実行した足跡の方がもっと大切です。

ファーストネーム

NTTの電話帳の電話帳に 年代を想定できそうな氏名で掲載していると 振り込め詐欺に狙われますよ。なるべく 辞退しましょう とアナウスされていました。

年代を想定できそうな ファーストネームか・・・・

○○子さんは 10代・20代 30代も数少なくなり 代わりに
「これは いったい何とお読みすればいいのでしょぅ」
といった名前に遭遇します。

かつて 「おばあさんになっても不自然じゃない名前にしないと・・」
と耳にした事がありますが、不自然などというのは 時代の反映ですから
その時代その時代のものでいいわけです。

いしさんというおばあさん と マリさんというおばあさんがいて
どちらが 不自然とか自然とかいうのではなく、その方が存在して その名がある
それだけのことです。

2文字 1文字のファーストネームが多いように思いますが、そのうち 4文字・5文字復活かもしれません。






角型食パン

ホームベーカリーでは焼けないパンに挑戦し、2回目にして 合格点のパンが焼けました。
ポイントは二つ。
小麦粉を強力粉からパン専用粉に変えました。
発酵の様子はタイマーに頼るのではなく、見守りで発酵具合を確認しました。

あとは オーブンレンジ【ビストロ】くん にお願いし、レシピ通りの時間設定をし 途中で回転させ、見た目は ビシッと焼けました。

と ここまでは トントン拍子の話なのですが・・・しかし
私は 食パンを焼くケースは
一斤用、焦げ付かない加工(今回はフッ素コーティング)、アマゾンで送料無料
これがポイントでした。

この一斤用というのが曲者でした。
一斤といえばパン屋さんで売っている あの一斤と思いこんでいましたが
なになに 小型で長い一斤なのです。

思い通りの完成品を手に出来ない私は フ・マ・ンです。

また 型探しから始めようっと。

半年のツケ

去年の11月 そろそろ寒くなるという頃から もの凄い「怠け癖」がでて
「今年は 冬眠する」 と宣言し 庭はおろか裏山も眺めるだけの生活をしていました。
2月になると 週末雨パターンが続き、それをいいことに 冬眠状態は続き 
サクラが咲き初めて やっとのことで
「雑草取り をしなくちゃ・・」と腰を上げました。

半年のブランクは結構大きくて
背筋と 胸の筋肉が痛い。

作業したのは 午前と午後合わせて4時間。

私としてはナンテコッチャ という自戒の念です。

さくら咲く

市川のサクラは 3〜5分咲です。
通勤途中のサクラに話しかけながら、ふっと 気がつきました。

「ブルーハウスが撤去されている」
毎日その公園の横を通っているにもかかわらず、いつ 撤去されたのか気付かずにいました。

その公園には対角線上に二つのブルーハウスがありました。

そのうちの一つは、私が使う通りに面し 今は 撤去されて 赤い三角コーンに囲われています。
もうひとつは そのままです。

ヤドカリのように その住まいを棄ててどこかに脱皮したのか
病気で担ぎ込まれたのか・・
分かりませんが、綺麗に片付いています。

非常に几帳面なホームレスで、晴れた日は公園の水道で洗濯をし、布団を陽に当てたり ブルーシートはよく繕われていました。
ただ 素足にサンダルがとても寒そうでした。

公園の満開のサクラの頃を前に、消えてしまいました。

かずのこ、イクラ 御法度

ワインで かずのこ。
ワインで イクラ。
これらは 我が家でご法度です。

もの凄く 生臭くなります。
次の料理にも 影響を与えます。

そもそもは お正月のかずのこに始まりました。
もう10年も前の事で、以後 私たちはこれらを非常に警戒します。
キャビアはどうだったか 記憶にないか試していないか です。分かりません。


キリンホールディングス と メルシャンが 鉄イオン濃度を減らせばよい(ワイン1Lで鉄濃度1mg以下)と原因を突き止め、

ワイン1Lで鉄濃度0.8mg
を 達成したそうです。
これは 通常のワインの鉄濃度の約50%。
これで イクラもかずのこも安心して口にできる。と いうことです。

さてさて ここからですが
生臭いものに注意して 普段のワインを飲むか、イクラもOKの改良ワインを飲むか。


結果は 前者ですね。折角 鉄分補給が出来るものを、みすみす捨てたくないです。
こういう ワインもある という程度の話でした。

ストレステストの仕組み

【原発再稼働の前提となるストレステストのしくみ】
1次評価
想定を超える地震4や津波に対し、設備やシステムがどこまで耐えられるかをコンピューター計算などで確かめる。
2次評価
事故発生後の対応なども含め、すべての原発を対象に総合的な安全を評価する。


事もあろうに 原発再稼働の条件は1次評価だけで
2次評価は 再稼働の条件になっていません。
1週間前の情報では 電力会社は 2次評価の提出をしていません。

いったい このストレステストの仕組みを誰が考えたのでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2次評価は炉心溶融に至るまでの過程を明らかにし、脆弱な点を改善する作業だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
要するに 1次評価はパスしているけれど それでも問題が起きた時はどうするか。
ここが最重要ポイントだと思っています。

危機管理の一番難しいところは、その危機が何時やってくるかわからないところにあります。
毎日毎日同じことをやっていれば 普通にやればその道のプロに成り得ますが、突然襲ってきた事にどう対応するかに万全を期さなければなりません。
今回の福島では 原子力災害対応にたいする官邸中枢の制度認識すらなかった訳ですが、
ともかく信頼できる原子力災害対策マニュアルがなければならないのです。


原発再稼働は 1次評価と住民合意
そんな訳には いきません。


パン焼き

ビギナーズラックに恵まれていると自負するわたしが、なんと 四角い食パンにチャレンジし失敗した。

結果は 充分に発酵せず ”モチッとしている” などは通り越した 目の詰まった重たい小型食パンになりました。

パンを焼く時は 一次発酵→ベンチタイム→2次発酵→焼き入れ
という手順です。

一次発酵はホームベーカリーにお任せ。
ベンチタイム・二次発酵は ひたすら タイマー頼り。

さて ここで パンを焼く方ならお解りでしょう。

【タイマーはあくまでも目安!!小麦の発酵具合を見ながら次の工程に進まなくてはダメ】

次は 多分もう少しマシなものが出来ると思います。

vivakenは
「ホームベーカリーであんなにおいしいパンが焼けるのに、わざわざ時間かけて まずいもんつくってね〜・・・俺が食べればいいんでしょ。ぶつぶつ・・・」
自分で作ったイチゴジャムをのせて 
「ジャムはやっぱり手造りが一番。どうしてジャムパンが100円が売れるんだろう。ウチじゃぁ考えられないね。」などなど。


思い起こせば vivakenがキッチンデビューした頃
「ほうれん草をゆでるのに タイマーは何分?」と聞かれ
「鍋から離れちゃだめよ。2〜3分の事だから ほうれん草とよく相談してね」
と答えたものでした。

【2次発酵は 粉をよく見極めて】
ここに 戻りましょう。

仕事は自らつくる

植木屋さんは 4月初めからゴールデンウィークが終わるまでが勝負です。
イチゴ屋さんは 12月から5月までが勝負です。
お米農家は 3月から10月までが勝負です。

現金収入に繋がる時期は 手をかけ工夫し無駄のないよう、そして 時にはくたくたに疲れようとも、無理をし 時を過ごします。

生産工場の労働者は年間の計画で、ほぼ均一な労働で賃金を得ますが、季節にかかわる仕事の経営者はそうはいきません。

ピーク時の2〜3割が並び始めた植木屋さんをのぞきに行きました。
vivakenは 「うちはもう植えるところがないから、ひやかし だよ。」
と 先制パンチです。

植木屋さんは言いました。
「お宅のよぅ あのコンクリートの擁壁よぅ あれ俺・・・気になるんだよね
石積もうよ」

即座に 「そんなこと出来ないよ」なんだら かんだら・・


帰り道、vivakenは「確かに 気になるよな コンクリートの擁壁ってのは」
と相成る訳ですが、
私は言いました。
「擁壁はうちのものではないし、なんかやるなら 近所の小学生に絵を描いてもらってください。」

しかし 【自分の仕事は自分で作る。】
まさにこれです。
今回はこの話に乗れませんが、生命力あふれる提案でした。


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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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