井戸

建物の 外部木部塗装用に オイルステインと呼ぶ 木部に浸透し木目を活かし 防虫防腐効果のある オイルステインを多用しています。

週末は 外の井戸周りに 大きな植木鉢を利用した 流い場が出来ました。

初めは テラコッタ風の肌合いの植木鉢に 小砂利を入れて なんとなくオシャレってところを楽しんでいましたが、いろいろ 使いにくいところが出てきました。
足場は 竹を並べてあって それなりに雰囲気が出ていましたが 日常とマッチしなくなってきていました。

オイルステインは 塗る場所に応じて 薄めたり 原液のままだったり しています。
水周りの足場は やや薄めて 二度塗りを施しました。

つんつんと尖がった濃い緑色の水辺が好きだと思われる草だけは 変わらず 保護してあります。

短日

夜明けが一段と遅くなり 日没も早い。
まだまだ これから先どんどん加速するわけですが。。

時間に追われて 外の仕事をしているので 初秋の里山を味わう 散歩 に行かれません。

柿は段々色づき 彼岸花が畦に咲いているのを 通りすがりで見るばかりです。
それにしても 彼岸花に心が躍る なんて 若い頃には想像もしないことでした。
今は 
「家の裏山に 彼岸花がいっぱいあったらな〜」
と 幾株かのヤブラン に話しかけています。

夕食の時間がユックリ取れるようになり、昨年の今頃の思い出話に 花を咲かせています。

イチジク祭り

昨年 近所の道の駅では イチジク祭りと名打ってイチジクが前面に出て販売されました。
イチジク好きに送れる様に 一つ一つのイチジクが保護された箱入りも出ていました。

睦沢は イチジクの郷にしようという動きがあると聞いていたこともあって 今年も 当然イチジク祭りが開催されるものと思っていました。

パックに5〜6個入ったイチジクが出始めた 2週間ほど前
今年も 去年同様イチジク祭りはあるのか 贈答用のケース入りは出るのか
聞いてみました。

いずれも ノ〜。
私は 妹に ケース入りのイチジクを送る約束をしていたので 大変がっかりしていました。

そうこうしているうち 妹夫婦は
お墓参りのついでに どんぐり庵に寄ってくれました。

一度味わってもらいたいと思っていた ホワイトイチジクを手渡す事が出来ました。

超高級 牛肉しゃぶしゃぶ用がお土産でしたから なんとも高いイチジクになってしまったようですが その日の昼食は 伊集院さんからいただいたオダガケ無農薬エコ米と しゃぶしゃぶの豪華ランチをいただきました。

吉祥草

ハギの苗を買おうと出かけて 目的のものを見つけられず 代わりに フジバカマ 紫式部などが 新しい仲間として加わりました。

そして 吉祥草という 蘭系の葉っぱをした 何かいいことありそうな名前の一鉢を入手しました。
小さな 小さな ユリのような花がつながって咲くようです。

裏山を歩けば どこかにあるのではないかと思われますが 気にしたこともありませんでした。
日陰が好みだろうと 柿の古木の下に植えることにしました。
そこには 切り倒された木の根っこがあり 空洞化していたので 土をいれて植え込んで見ました。

どんな風になるやら お楽しみ。

フジバカマ

「絶滅危惧種 なんだよ」

園芸店のおじさんが そういいながら 指差しました。

レッドデーターに載るようなものが 売られていていいのかしら と思いながら、フジバカマ
という名前がどこか優雅で それに引かれて一鉢買って来ました。

持ち帰って調べてみると
園芸店でそれといって売られているもののほとんどは 同属他種または雑種
とありました。

なんとなく 納得。

彼岸花が 咲き始めました。

500円のパーキング

JR上総一ノ宮の駅近くに 500円のパーキングが出来た
と聞きました。

何しろ バスなどトンと当てには出来ず 移動するには 車 という事になります。
家族が アッシークンをやらないと にっちもさっちもいかないのです。

我が家の場合も 私が少々逗留したりすると 駅までの送り迎えのたびに 庵主は30分は犠牲にしなければなりません。

一日 または 一回500円という事でしょうが それなりに便利なようにも思えます。
しかし 駅前で駐車場を借りたとしても 一万円はしないでしょうから 頻繁に使うのであれば 比較したほうがよさそうです。

地価が公示され 千葉県全体では わずかな値上がりを見せていますが 光回線のつながらない睦沢は もちろん ミソッカス。
地価の値上がりなんて まったく期待していませんし。

ソレより 上総一ノ宮はわずかに 上昇しています。
どうしてかといえば NHKのニュース風に言うと 今まで リタイア組みが狙っていたこの地域の中で 特急で東京駅まで1時間。通勤圏として見直されつつある。

確かに 言えなくはないけれど 特急料金を通勤費に計上できる人は そうそう多くはないと思いますが。いかがなものでしょうね。。

500円パーキングは そういう階層の需要狙いも あると思えます。

レモングラス

8月の終わりごろに 50センチ以上に育ったレモングラスを道の駅で買いました。

葉を切ると切り口からレモンの香りがするというレモングラスです。

晩秋に収穫し 乾燥させ ミントとブレンドしたりして ハーブティを楽しむものです。

私の目的は それではなく 稲科の植物(ススキでも良かったのですが)を庭に植えたくて、あれこれ考えていたものの一つです。
とんがった葉っぱが好きで 植えたものです。
見た目に ススキとほとんど変わりません。

裏山のススキは殆どが穂を出しています。
庵主は 「これは いつになったら 穂が出るの?」
と 中心をのぞきこんで言いました。

「ムニャムニャ」
私は 穂のことなど考えていませんでした。大株になって 葉っぱが繁ると面白いなと思っていました。

レモングラスは花が咲いて 種が出来ます。
しかし ススキのように穂は出ないし 花も地味なもののようです。

もしかしたら 「こんなの 雑草じゃない」とかいわれて 刈払機で刈られてしまうかもしれない。
おまけに 地植えでは 冬を越せないという情報もあるし・・

樹齢

柿の実が 熟さずにバラバラと落ちて いくつも残りませんでした。
これは 東隣の 樹形の良い柿にも言えていて、
すっかり実を落としてしまいました。

「夏が暑かったからね〜」
「剪定も 摘果もしていないからね〜」
と手を入れれば 大丈夫なものだろうと思っていました。

親戚がチョコットやって来て 
「あら〜 柿の実がみんな落ちてしまって どうしたのかしら。。」
というのを聞いて
「お庭の柿はどうですか」と聞くと

「よく実っていますよ。手入れも何もしませんが。」

そこから どんぐり庵の柿の木は もう高齢で 実をみのらすだけの樹の勢いがないという結論に達しました。


”里山に暮らすなら 鶏なりウコッケイなり 採卵を目的に飼ったらいいのに”
といわれますが
”卵を産まなくなったからといって ソーセージには出来ない。終生面倒を見なくちゃ”
と先々のことを 思うわけです。
どんぐり庵の場合 裏山で悪さをしているイノシシも 華麗に飛行するタマムシも
自立さえしていてくれれば 好きなようにしていればいい と 思っています。 

というわけで 柿の実が期待できない柿の木ですが なんかのご縁ということで 付き合っていくことにしました。

聞いて安心

長ネギの苗をいただいて その3分の1しか育ちませんでした。

植え付けは 6月の終わりの頃と 7月の中ごろだったと思います。
太さが1センチにも満たず 柔らかい茎のネギの苗でした。

近所で もう一軒 同じ方から苗を貰った隣人がいて ネギの話になりました。

「ウチもさ〜 半分ぐらい溶けちゃった。」

ホホホホ・・・
私は 一緒に失敗してくれた隣人に 感謝。
苗を持ってきてくれた方も こういうことなら 理解してくださるでしょう。

上手に出来ないのは自分だけじゃない。
こういう場面って 随分気持ちが楽になるものでした。



歯医者と床屋

歯医者と床屋は変えられない。。
といっても 睦沢暮らしが本格的になってくるとそうも言っていられず
庵主が 歯医者を地元の歯医者さんに変えて2ヶ月。今度は 床屋さんです。

歯医者さんと隣り合わせに床屋さんがあって、先週「床屋に行った。まぁまぁだ」と本人が納得している様子だったのですが、
「私が 見てからね」と とりあえず 評価はお預けしました。

その2〜3日後 どれどれ と 粗捜しみたいな感じで 観察。

チョット短いね。 
でも 床屋に行ったぞ〜 ッていう感じに仕上げるのが この辺のお作法かもしれないから、腕のいい床屋さんは ミリ単位もっとアンダーで仕上げるはずだから 長めにね と言ってみてください。

と次回のお楽しみとしました。

10年以上前になりますが 名古屋に単身赴任し 地元の床屋さんで散髪し 坊ちゃん刈りともおじん刈りともいえないヘアースタイルで帰ってきました。

妹の第一声
「kenさん その頭ど〜したのよ!!」

妹は その時のことはすっかり忘れていましたが 私には 強烈な印象で つい なんだかんだ言いたくなってしまうのです。

もみがら物語

牛糞ともみがらを混ぜて完熟させ もみがら物語と名付けられた 土壌改良・肥料の両方に効果があるという  生分解有機肥料を1トン購入しました。

以前 10Kgで30坪に施肥と聞きましたから 300坪分。
どんぐり庵の 平地部分が300坪ですから なんと・・・

ダンプカーで運んでもらって ¥5,250
お安い〜。
近いことはいい事だと こころの底から思うわけです。

庵主が事前に ヒノキの丸太でこさえてくれた堆肥いれに納まり これからの 畑作りに乞うご期待です。

肥料といえば 夏にあまり収穫ができなかったナスを 秋茄子に備えて切り詰め 肥料を施すとどんどん大きくなり 花もついて さて 実はどうなるか??
それを見て 肥料はやっぱり大切だと 黒豆にもたっぷり施肥したところ 葉っぱは青々と繁っています。
わたしの目から見て 肥料のやり過ぎ。

周りのどなたも 何にも言わないけれど・・

雨樋

どんぐり庵には 雨樋はありません。
何度かお話した事ですが 「必ず詰まる」これが絶対であると判断し 設置しませんでした。
一部 玄関の部分と 北側の出入り口の部分には施工しました。

車庫は 雨をうける外溝工事に予算が回らなかったことと 所詮小さな平屋ですから 雨樋のそうじはそうそう大掛かりなものではないと考え取り付けました。

1月完成でしたから あれから8ヶ月が経ちました。

雨樋はすでに掃除を必要としています。
詰まったのです。

4〜5m離れたところに大きな欅の木があります。お隣の敷地内です。
その横に 樹齢50年位かと思われるスギの大木があり 私たちが敷地整備うに着手した頃 今や故人となられた所有者は
「大木が日差しをさえぎったり(常緑ですから) それなりに落ちる葉っぱが気になるなら
切ってもいいですよ。材木として使えるでしょうから 切った木は上げますよ。」
と 提案がありました。

もちろん 渡りに船とその時の業者さんに依頼しさっさと処理しました。

ケヤキファンの私たちは もし その時にケヤキもどうぞ といわれたとしても 「滅相もない」とここまで大木になったものに手をつけることなど 有り得ませんでした。
それは今も同じで 「価値あるケヤキ」として 存在しています。

車庫の雨樋を詰まらせている多くは このケヤキが発生源と思われます。

小さな平屋の雨樋のそうじなど 「チョチョっと 済ませておくわ」といったものです。

ポイっ棄て

庭に 何かをポイッと棄てるなんて 都会生活では考えられない事です。

どんぐり庵の冷蔵庫に もう2週間もねむっている「プラム」がありました。
ガリガリでまずくて食べられないと言われたのですが そのうち 熟すかもしれないからと 入れてあったものです。

いよいよ棄てたくなって
「芽が出るかもしれないから 埋めておこう」
そういうと
「こんなまずいプラムはないほうがいい」
と 庵主は 窓から庭にポイと棄てたのです。

これは 今までになかったことです。
しかし 目の前には実割れしたプチトマトが棄てられていたり 茶色くなったキュウリの葉っぱが棄てられたりしていて その仲間にプラムが入ろうがどうしようが なんと言うことはない現状なのです。

窓から庭にポイッと棄てる。
これが チョット驚きだったのです。

イチジク

去年の夏 はじめてイチジクを食べました。
はじめてという表現には 少々微妙な気持ちが込められています。

イチジクを口に放り込んだことはあっても なるほど イチジクとはこういうものかと 初めて味わったという意味で はじめて食べたのです。

そこで私は 美味しさにびっくりして とりわけ日持ちがしないので地元でしかたべられないよという「白いちじく」に感激したのでした。

睦沢は イチジクの郷にするのだと行政がらみで頑張っているようですが なんせ マイナーな果物という印象が強いので もっと華やか トロピカルなものを選べばよかったのにと思うことしきりでした。

でも これでいいのだ。とっても美味しいのだから。

裏山にイチジクの木を植えようという話が当然出ましたが、
「プロが作ったものの方が ず〜と美味しいに違いないよ。」
「ここに住んでる特権で 美味しいのが食べられるのだから ここで 誰もやっていない事をやるほうが価値があるよ。」

なるほど 庵主の言うとおりです。

ヒノキのサス材の行方

太い部分ではφ100はあるような ヒノキのサス材は 引き取ったもののあまり使い道もなく、さてどうしたものかと 頭を悩ませる 棄てられない大きな荷物の一つです。

いつまでも庭に積み上げておくわけにも行かず とりあえず釘を抜き 長さをそろえてカットし 家の裏手に移動する事にしました。

庵主一人で完成させた瓦の塀に較べれば 作業としては軽微なものです。

夏の暑い頃から この話は出ていて 涼風が吹く頃から作業を始めようという約束になっていました。9月の声を聞き くぎ抜きと 4m 2m その他 のカットはほぼ終わっていました。

どんなふうに 活用できるかは未知数です。

先日の日曜日 時には2本を二人で持ち または一輪車に乗せたりしながら 裏庭へ移動しました。
結構な 力仕事です。

されど たかが一日弱の仕事で 去年のテーブルの板磨きや 柱や 梁の磨きに較べれば なんのなんの チョット大変なだけでした。

夕飯を囲みながら 二人が健康である事と この民家を引き取り再生できた事に 何に向かってというわけではなく しいて言えば 八百万の神々に 感謝するのでした。


今年一番の味噌汁

麺類が続いた夏の昼食は そろそろ初秋のバージョンと移ります。

それほど大袈裟なものではありませんが・・
先日どんぐり庵でいただいた味噌汁は 本年一の出来栄えでした。
庵主がこさえ 火を切るタイミングを私が決めました。

岩手のワカメ 睦沢マーケットプレイスで買っ普通の豆腐 どんぐり庵で取ったばかりのミョウガ。
これらが「おしくらマンジュウ」しているような 具だくさんの味噌汁です。

日常のものは 梅干し 漬物 味噌汁 どれをとっても奥深いものですが 手軽に済ませようと思えば いくらでもドウにでもなってしまうというものでもあります。

とりわけ 出汁を美味しくひき お気に入りの味噌で味噌汁をつくるのは 毎日の積み重ねがあってこそ 何らかの呼吸を会得するものに思えます。

朝食をご飯に変更した庵主は この半年ほぼ毎朝一人分の味噌汁を作り 微妙なタイミングを捉えつつあるようです。

味噌を一煮立ちさせるという 一煮立ちの時間をもう一呼吸短くすれば 三重丸の花丸です。

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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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