寝息

DSC06063-02.jpg裏山で蝉が鳴き、時折”広報 睦沢”による投票状況などがアナウスされた日曜日、東京の西の端から来てくれた一行のドライバーを務めたハカセ(ニックネーム)は 「夕べは1時ごろから 暑くて寝苦しいし 朝早く出かけなければと思うと 寝付けなくて やっと眠ったと思ったら、起こされて。。。」と目をしょぼつかせて 到着しました。


DSC06059-02.jpg記念撮影も終わり 館内ご案内??も終わり、「このキャットウォークは怖い。なんとか もう1〜2本柵を入れてくれ」とワイワイガヤガヤ話していました。

ハカセはとりあえず睡眠を取り返すべく タオルケットをもって2階に上がっていきました。

そっとのぞくと 扉のない押入れをベットがわりに 横になっていました。
風が抜けなくて ”暑かろうに・・”と思いつつも ”ベットがいいんだな ”とそっとしておきました。

耳を澄ますと 蝉の鳴き声の合間をぬうように、寝息というよりいびきが聞こえてきました。
2階の端っこの押入れから 1階の真ん中にいた私たちの耳に届きました。

この吹き抜けのある 天井のない家は 聞いていた通りナイショ話は出来ません。
聞いていた通り、小さなホールのように 音が伝わります。

外壁の漆喰が塗り終わりました

DSC06055-02.jpg外壁の漆喰が塗り終わりました。外壁の完成です。
大方の足場がはずされ 霧よけを加工するための足場が再度組まれました。

足場がはずされた事により 全体のスタイルがより一層はっきり確認できるようになりました。
DSC06061-02.jpg昨日の日曜日は 妹達とその連れ合いが 東京の西はずれから来てくれました。
夏休み最初の日曜日とあって 道路の混雑を想定し 午前6時出発したところ 笠森霊園経由で 9:30睦沢着と 思いのほかスムースな道行でした。

そして 午後には 睦沢で木工教室を開いている先生が お仲間と一緒に見えました。

足場が外れて 全体像がつかみやすくなった現場では みんながみんなこういいます。
指を指して「あれいいですね。」と。

そうです 岩熊さんの大ヒット自然木の付け柱です。

実は 私はこの付け柱がついた後になってから 「対の飾りのポジションを上下ずらしたほうがよかったのじゃないか。」と提案しました。
しかしこうしてみると 対称に置いた事が力強さを感じさせる配置になったと思います。

民家は この方がよかったのだ と頷いています。

妙なる塗装

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塗装に対して誤解をしていたというか 認識不足を反省しています。

塗装はイコール私のペンキ塗り としか思っていませんでした。
均一に ベタッと塗るものだとしか思っていなかったのです。

塗装によって 材の表情を変える施しが出来る事を この家が出来上がっていく過程で知りました。
ここ押入れは 縦の板は素のままです。組んだ柱や横木には塗装によって表情をつけています。

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これは 階段の手すりです。ヒノキの古材を使いました。塗装を加える前段階では、ささくれたφ100程の 手すりでした。
私は 「これを一磨きしましょうか」と 相談しました。

岩熊さんは「それじゃぁ 新品になってしまいますよ。」で言葉を切り 私がこの手すりを工夫したいという気持ちがあることを飲み込んでくれました。
次の週に見たときには、「こんな感じになりますよ」という感じで 一本だけ仕上げてありました。

ここで 「なるほど。わたしの気持ちにピッタリです。」と頷きました。
土間から見上げる吹き抜けの 2階部分に回した手すりも これで 安心して仕上げを待つことが出来ます。

雑誌”RAKUEN”が創刊されます。
自然素材の家がテーマとなるもののようですが、創刊号で 岩熊さんが登場です。
ファーストアルバムがそうであるように、雑誌の創刊号は 編集者の命運をかけたものになるはずですから、来月創刊されるのを楽しみにしています。

配線の束

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床や壁の下を走る 配線工事も終わっています。
AC200Vの スティーベルの蓄熱暖房機は その重量を考慮した設置場所を決めました。
照明につながる配線は 意図的に碍子を出します。

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配電盤は 洗面所の中 浴室の脇に置かれました。
こうして部分的に見ると この配電盤がいかにも民家っぽくないのですが この脇に洗濯機が来たり、ドライヤーがぶら下がったりしてくると それも薄れてくる事と思っています。



4〜5軒先の隣人が「お久しぶり。雨(日曜日は雨でした)なのに車があるので 来ているのかなと思って・・」と訪ねて見えました。
南北に風が抜けるように考慮したのを見ながら、「私も 自分の家を建てる時、最初の設計どおりでは風が抜けにくいと思って 変更したんですよ。これは いいと思います。」

そんな会話を交わして 「また 寄らせてもらいます」と帰っていかれました。

オール電化といえば エアコンで冷暖房を想像するわけですが、我が家の場合 蓄熱暖房機はあっても クーラーはありません。
扇風機ぐらいは置くかもしれませんが 土間にパッシブソーラーの機能を期待し 自然の風の中で暮らす構想です。

床張り

DSC06019-02.jpg2階の床張りは終わりました。1階も 最後に残ったお勝手の床張りが終わりました。



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板は生きているので 長手方向に反ることはしばしばだそうです。つなぎ目にわずかに段差が出来て、そこを わずかに削って平らな面を出します。わたしが得意とするような作業です。

ここに見える鴨居の隙間に 先代のレストランが なんかの理由で接着剤を塗 張物をした痕が汚く残っていました。
気になっていたので vivakenが 金のへらで擦り取っていました。

それを見た棟梁は 「そうじゃなくて(棟梁はダメという言葉を使いません。いつも そういうやり方もあるだろうけれど・・このことばから始まります。) 奥さんが使っていたノミを持ってきてください。」こういわれ 早速もっていくと ノミでわずかに剥がし口を作って そこにあて板をして トントンとたたき 見事きれいに あっという間に剥がし終わりました。

もしかしたら 企業秘密っていうものだったかしら・・

師弟

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現場でのワンショットというのは どれを見ても大変素敵だなと思います。
師弟の関係においては 時に 「見て覚えろ。感じ取れ。」ということも多々あるのでしょうが、指導の末に見守る事も本当にたくさんあるでしょう。


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師匠のいない私は 耳付き板の耳取り仕上げ加工を自己流でやってきました。
大きなターニングポイントは いかに 仕上がり具合に妥協するか ここに尽きました。

耳付き板は、2層3層と白太を剥がせば、私好みの殆ど傷のない板に仕上げられますが、時間に制限のある私がそこにこだわると 次の過程に引き渡せません。

棟梁の「大体でいいんですよ。」いわば 「間に合わなくなっちゃいますよ」と同義語の励ましにより ”大体で良いとしよう”と やっとの思いで 決断したのでした。

県道歩道の縁石取り外し工事

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家の入り口は 一宮方面からは県道のカーブ頂点に差し掛かる少々手前で、大多喜方面から来れば カーブの頂点を超え ドライバーはさて加速という体制に入るところにあります。
家から車を出すに当たっては、カーブがきついために 大多喜側から来る車を確認して、迅速な対応をしなければなりません。
迅速な対応の一つの条件としては 反対車線にはみ出すことなく すみやかに走行車線をキープするという事があります。

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それにはあまりに 車道と歩道を区分する縁石の切れ目が小さすぎて、大多喜側か来れば必ず縁石を踏む(私だけじゃありません。念のため。) 一宮方面に出て行くには 迅速なスタートとハンドルさばきを要求されます。



これらの事は 出口を広げる=縁石を取り除く という事で 若干の解決が期待できることです。
ここの擁壁は 県道を造るときに土地の所有者が供出した土地に必要と判断されたものです。その出入り口と 縁石の関係がアンバランスなので 道路を管理する県に縁石を切ってもらいたいと申し入れをしました。

しかし回答は「睦沢町からの要請となれば検討の余地も出てくるでしょうから、町に相談してください。」

そのへんで 「お〜県はたらいまわしのスタンスだ。受け付けた担当者が一回確認してみましょう。と どうして言ってくれないんだろう。私たちは 善良な小市民なのに ブツブツ。。。」
 
睦沢町に相談に行っても 「あそこは危ないんですよね」これでおしまい。

結局後ろ盾を得る事は出来ず、事故がおきる可能性が非常に高いので、自費で改修工事をしました。

行政が通り一遍につけた歩道の縁石で 安全に不安が生じたのですが 個人の采配でその不安を取り除かなければなりませんでした。

木表と木裏

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テーブルや棚に木表を使うか 木裏を使うかについて もう一回考えたいなと思っています。
耳付き板をテーブルにした場合 木表で使うと テーブルの面に向かってエッジが斜めになります。
木裏を使えば エッジは裏面に対して斜めになります。

以前 木表の耳付きテーブルを使っていてそのエッジの部分が食事中にイロイロいたずらをして(醤油のビンを転がり落としたり・・・) 不都合な思いをしました。
そんなことがあって 木裏を使おうと話は進んできたのですが、私はもう一回検討したいと思い始めました。

その理由は これが堅木といわれる栗とか胡桃ならいいのですが 相手は杉ですから、エッジの心配もさることながら 木裏は繊維が浮き出たようになると聞いたからです。
お能の舞台は 繊維が浮き出る事によりすべりにくくなるので、わざと 木裏つかっていると聞いたからです。

繊維が浮き出るまでになるには 相当の時間を要するのか あっという間に浮き出るのか分かりません。

もう一度 木表と木裏の使い分けを確認したいと思っています。

浴室の贅沢

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育った家も今の家も 蛇口があっても洗面器を置く台が据えついていないというお風呂場です。
できれば 内装共々このあたりも考慮してもらえたら と 思っていました。

柱がいっぱいあるこの家の浴室は 柱がいっぱいあるが故に その影響をもろに受けた感じで いえ そればかりではなく 浴槽につかりながら 山を眺めたい という vivakenの希望をかなえたい ということも手伝って 奥行きが深い 細長いお風呂場になりました。

洗い場の幅が狭くて 奥が深い。
トイレと隣り合わせになっていますが、
「なんとまー 広いトイレだね。」
隣の浴室に目を向けると 「細長いね」と 少々アンバランスです。

そういう柱の構成のところを選びましたので、これでいいのです。

洗面器を置く台は 浴室に奥行きがある故に空間の遊びが可能です。
「ちょっと こんなふうにしたらどうでしょう」 と空間を活かす配置の提案をしていますが、私の意見が採用されるかどうか 未知数です。

土間の上がり框(かまち)

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吹き抜けの部分を 2階から見下ろしてみました。
土間からの 上がり框は ケヤキを使いました。
ケヤキの指鴨居とのバランスが とても美しく調和しています。



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当初 上がり框など考えも及ばず 杉板をすのこのように張った 縁台のような腰掛板を作ってもらい 一段下げて取り回すつもりでした。
土間と板の間の高さが45センチあります。靴脱ぎ石→縁台→板の間と 3段踏む予定でした。

「縁台をやめて その費用分ケヤキの框にまわしたらどうですか」
この提案があったとき、「それ すごいいいですね。」と二つ返事を返しました。

高齢になったらこうこうだから ここはこうする。
しかし そういいながら 家に上がるための一段を減らす事になりました。

近所の80歳は 昔の民家のまま一人暮らしをしているし 90歳で一人で新幹線にのって大阪へ出かけたり 飛行機で北海道へ出かけたりという先輩諸氏をみていると なんとか やれるだろう このように思う事にしています。

掘り炬燵

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我が家では一応「掘り炬燵」と呼んでいますが、正式には そうは呼べません。
計画当初は フラットな床に 座布団を並べて・・と考えたのですが、だんだん椅子が楽になるだろう それなら掘り炬燵のように足を入れられるようにしよう という発想でした。

必要なら 中にホットカーペットを入れようとも思っています。
生活しながら考えていきます。

写真手前は 床板が貼られる前の状況です。この合板の上に 床板が張られます。
写真奥は 張り終わった状態で 両サイドは 張り終わった上に養生のボードがのせられた情況です。

1・2階共に 合板を下地に床板が張られています。

ある時 岩熊さんが言いました。

合板大引き・根太の上に床板を張るのは”床鳴り”のリスクがあります。折井棟梁だからったら 私は任せることが出来ましたす。」

敵の襲来を知らせる 二条城や知恩院の うぐいす張りのようになったら 落ち着かない事極まりない事でしょう。

”趣味人”データー消失

昨日の拙ブログ「趣味人」のデーターを サーバーのディスク交換作業中に消失させてしまいました。
ご意見をお寄せいただいた ケヤキの古木さんには 大変申し訳なくお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。

昨日は昨日 今日は今日ですので 今日の感覚で「趣味人」を思い起こせば、テーマとは食い違いますが、大工さんの加工技術への賛美と 我が家で実現した技術に基づいた造作への大きな喜びと感謝の気持ちです。

私たちに これほどのことを施してもらえるなど 想像だになく、「趣味人」と呼ばれる一握りの方々が手にすることが出来る事だと思っていました。

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真っ直ぐな柱と その柱に囲まれた壁 いわば 私たちが育ってきた中で身近に感じていた家の造りからは 想像もしなかった曲がった柱と板壁の処理です。

ここが塗り壁だったとしたら そんなに大きな感動は覚えなかったかもしれません。
コテで丁寧に押さえていけば 隙間を埋める事は可能だという感覚があるからです。
しかし 塗り壁にするにしても その下地には 板壁ほどの完璧な造作は求められないにしても、やや近いものをつくらないと 塗り壁もつくる事は出来ません。


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床の板張りは、同じ長さのものを端から合わせていくのではなく、板と板の継ぎ目がつながらないように 工夫され張り進められています。
そこら中に柱が林立している家なので、床張り作業中の柱周りの処理はあちこちで出現しています。

棟梁は言いました。
「この柱も あの柱も みんな意味があってつくられているのですよ。」

この家をつくった 初代棟梁への 折井棟梁からの「贈る言葉」です。


階段談義

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この階段は 本当に上がり降りしやすくて、自慢の階段になりました。
少々あわてて だだだ〜と降りようとうまく受け入れてくれます。
友達は 半分冷やかし気味に 「酔っ払って上から だだだ〜と落っこちて、このケヤキの柱に頭をぶつけたりしないようにね。」といっています。

階段の踏み板は わずかに曲線を描いていて このわずかなアールが 少なくとも私には まさにぴったりのサイズなのです。踏み板の両サイドの 成形されていない板の曲がりを包み込んだ仕上がりです。

この階段の設置は 我が家の語り草となることは間違いありません。
手前に柱や壁が出来ているために、仕上げた階段を1階からはめ込む事は物理的に不可能で、2階に持ち上げて落とし込んだわけですが ここも 手すりが完成していたり ご承知のように太い梁がはしっていたりと 一度は「バラさないと はいんねーぞ」となったそうですが 5人の男衆により 時には強引にはめ込まれました。

その苦労に感謝しながら トントントンと登っては 下りては 「いいぞ!いいぞ!」と心の中で拍手しています。

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とうとう確認しました。やっぱりヤブランでした。
裏の山にあったもので 「この葉っぱはヤブランに違いない されど 花が咲くまでわかんないな」 と 楽しみにしていた事の一つです。
きれいな薄紫色で もっとたくさんの花をつけてもいいはずですが、自然の中ではこんなものなのでしょうか。

外壁漆喰下地 完成

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外壁の漆喰部分の下地が完成しました。
漆喰が終わると 足場の一部ははずせるので より スマートに外観を確認できるようになるはずです。
棟梁は 「漆喰が終わったら 霧よけをつくりますから」と話しています。



DSC05971-02.jpg流しのテンパンや 掘りコタツのテーブルになる”耳付き板”の加工は にわか加工女職人 がイロイロと迷うので アレをやったりこれをやったり いやこうじゃない と例によって「終わったと思ったらまたやり直している」とvivakenは怒っています。。

だいたい いつも私はそうなんです。

土曜日 岩熊さんが私の作業の様子を見て、
その前に わたしはなにをやっていたかというと、グラインダーにワイヤーカップをつけて 板の耳を木目が浮き上がる風に仕上げていました。

多分 「コーリツ悪すぎ!」と判断したと思います。
自分でもそう思っていますから。。

帰りがけに 岩熊さん一言。
「バフ見たいなのがついたサンダーで仕上げていって 木地の目をつけるなら 焼き杉に仕上げをするとか。方法ありますよ。」
「じゃぁ さようなら チョット次へいくので。」

と ま〜 取り残されたのですが、はたと
「たしか この間vivakenが ワイヤーカップじゃなくて 円盤みたいなの買っておいたよ」
といっていたことを思い出し、早速あけてみると 「これだこれだ バフが付いてる」と取替えて 加工をはじめました。

早い!!但し 白太と年輪の部分が混在するのが気になり 「とうりょ〜 この状態でどう変化しますか。」
「これは 17・18娘の状態ね。すぐ 年をとりますからね。だいたい あんまりこだわらなくていいのですよ。こういうものには。。。ね!!」

と 棟梁にも 「こだわらないのよ」と言われた次第です。 

出あって2年

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ケヤキの柱や 指鴨居で構成された いまや”どんぐり庵”と名付けられたこの建物と出会ってから ちょうど2年となりました。

建物はそのうち完成するはずですが、裏山や前を流れる借景の川を含めて”どんぐり庵”と名付けられたこのスペースをどんなふうに活かし 楽しんでいくかは終わり無き 果て無き作業のように思えます。

身近にいる人が ヒノキの板張りの家に住んでいます。
どんぐり庵でも 床張りが始まったと報告すると、「ヒノキは 冬素足で 床に触れると冷たい感じがします。そのてん スギは肌触りがもう少し暖かいでしょうから、正解でしょう。」という 答えをいただきました。

フフフと喜ばせてもらいました。

そして ここのお家は 壁はカラマツです。
本物の素材をたっぷりと使いたいという考えの上で 作られたお家です。

と 我が家に戻って 玄関扉は ケヤキの蔵戸を加工しています。
大きな蔵戸を幅詰めをして 切ったり貼ったりの作業をお願いしています。
窓の手すりをお願いしたのと同じ様に イメージを伝えて完成を待っていますので、建物の顔ともいえる玄関扉がどんなふうに上がってくるか、乞う ご期待!!


 




とりあえず上水道

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暫定で上水道の水栓をつけました。
左官屋さんが入るので きれいな水が必要で 我が家の井戸水では 問題ありが理由です。

これからちょうど暑くなるし 井戸だけではまかないきれない水の要求があるので ちょうどいいタイミングでした。

この蛇口は わざと曲げてつけたのか 曲がっていても気にしない人の仕事なのか チャントついていたものを使い勝手で曲げたのか???なんとも分かりませんが、このまがっているのが気になって 力任せにまわしてまっすぐにしておきました。

話は飛んで「ネジバナ」ってどうよ。。
たまたま 何かの苗か 土にくっついていたらしいネジバナが白花を咲かせています。
そういえば 花を見てあ〜去年も咲いたっけ と思い出したのですが ラン科の葉がでているときは これは何だったろうと思い出せないでいました。

昔は雑草としてそこらじゅうにあったような なかったような。。
ピンクの花もあってとてもかわいらしいと思いますが、サギソウを枯らした私は ラン科と聞くと二の足を踏んでしまいます。

わずかな傾斜

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当たり前といえば当たり前なのですが、ついつい感動してしまいます。
窓の手すりの濡れ縁の部分は 雨水を切るためにわずかに 傾斜がついていました。



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木組みの手すりを持てることを想像していませんでした。
窓に濡れ縁があって そこで団扇でも使いながら 青々とした田んぼを見られたらすてきだな と思って提案しました。
その提案が こんな素晴らしいアレンジになるとは思ってもいませんでした。



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ここは 唯一曲家だった形跡を残した場所です。全体の床をフラットにすることを選択したので、床面をかさ上げをしました。
ここだけは 元の床面の高さにしてあります。
勉強机を入れて vivakenの勉強コーナーになる予定です。

床張り一部終了

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2階の西側の部屋は 床張りが終わり 養生ボードが張られました。
腰壁はこのあと 幅木を張ります。
桁が垂れ下がって 床から桁までの高さが一番低いところは 私はすいっと通り抜けられますが、他の誰もが 首をすくめないと通れません。

まさに 私のための部屋となりました。

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幅木を張るというのは 板を張っていくに当たって 端の始末がきれいにいかないので それをカバーするという意味もあろうかと思います。

幅木を張ることを 岩熊さんに確認するまで 「もしかすると 幅木は張らずに このままの処理で終えるのかしら??」そう思ったほど きれいに始末してありました。
隠れるところだからイイヤ ではなく キチンキチンと積み重ねていく仕事振りに 自分の仕事の成果を振り返り 「わたしって イイカゲンなところがあったな。」と またまた 「人生が二度あれば♪♪」と思い、いやいや 明日からの人生があるさ などと つぶやいています。

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遠くで 不用品無料引取りのアナウスをしていました。
今の住いのあたりでは パソコン テレビ ビデオデッキなど 無料にて・・・・ですが
睦沢ではそれに コンプレッサーも加わっていました。

時には黒漆喰の気分

色だけ見ると 黒漆喰の雰囲気があるかもしれないという いいかげんなタイトルです。

白い漆喰の上に 松煙の煤を混ぜた漆喰を漉してつくるという黒漆喰は 長南町のかつて町としてその存在があったと思われる通りに、酒屋さんか 薬屋さんの名残として 一軒存在している事を知っています。

我が家とは ほど遠い話です。

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西側からの今の様子です






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東側からです。
もし(ありえないことですが)黒漆喰だとしたら色目はこんな感じ。
しかし 色だけの話で 左官の重厚感は 想像力で 補ってください。


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下地を塗ってもらっている様子です。
狭い足場の上に 軒が長いので いつものつもりで頭」を上げると 「おっとっと 危ない!」または「ゴツン いて〜な」という事になります。

どうぞ ご安全に。
よろしく お願いします。

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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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