瓦が生きる

瓦の屋根を下ろし 銅葺きにし その瓦をどんぐり庵でいただいたのは 3年程前になります。
最初の計画は 雨樋を付けないので屋根から落ちる雨水等々を受けるU字溝として並べていこうと思っていました。

しかし この瓦ならべの見積もりを取ろうとするとあちこちで断られました。
もちろんそれなりの費用を出せば可能な事でしたでしょうけれど それに大金をかけるなら 合理的な暗渠排水に費用をかけたほうがいいというのが 庵主の結論でした。

私たちには土木の道具が無いことが致命傷で また 土木作業を依頼するにしても 自分たちの持分をこなしながらも重機は必要と想像でき 作業者に張り付いていてもらわなければなりません。

チョット器用な素人でも使える パワーシャベルや 土を押し固める道具が手軽にあれば大変助かったのですが、結局庵主一人の コツコツと積み重ねる作業となりました。
県道の曲線に沿って 宅地内に瓦のきれいなフェンスが出来つつあります。

ご近所がよく理解してくれて 折々声をかけてくださるのが 大きな励みになっていることと思います。

私の中の「癒し」

紫綬褒章受賞の 桃井かおりさんは 
「50歳を過ぎてから活気づいている」
こう語りました。
そして「90歳ぐらいまでやりたい」こうも語りました。

私自身のジャンルの中には 「癒し」というのはありませんが、もし わたしが癒しを語るとしたら 
こんな元気こそが 癒しにふさわしいでしょう。

クルム伊達公子さんは 
「テニスが楽しくなくなった。やめた!」
と身を引き、
「私はやっぱりテニスが好きなんだ」
と復活する。

自生している蕗を見て アレを調理せずに置かれない
とばかり 隣人はお友達を誘って裏山の蕗狩り。
アク抜きをして 煮付けることをわずかの躊躇もなくやってのけます。

元気印はわたしにとっての「癒し」というわけです。

庵主は ゲジゲジとマムシを恐れながら山積みの瓦の移動作業をコツコツやっています。

今年になって どんぐり庵の蕗が随分増えたように思えます。
宅地内のものは 排水工事や何やらで踏み込んでしまい わずかに芽を出しただけでしたが、裏の山では 庵主が精を出して山の整備をしたことが効をそうし、房総蕗より大振りの蕗がグループを作ってやさしい緑色に輝いています。

ケヤキの団十郎の落ち葉をネグラにしている房総蕗のグループは ことのほか元気で、庭では蕗をグランドカバーにすることなど不可能ですが 渋柿の木の側の房総蕗グループは
日当たりのいい山の斜面でグランドカバーの役目も果たしています。

この様子なら 蕗苗の購入は不要と思えてきました。
丁寧にそっとしておけば 順次増えそうな予感です。

蕗やタケノコは調理するには 少々手間がかかりますが、失敗はありません。
去年の今頃だったと思いますが 道の駅で買ったワラビにてこずったのを思い出します。

自生のミツバも出てきました。
どうにかすると かおりを引きだせると去年習ったはずですが、メモが見つかりません。
”ミツバのかおりは 葉っぱじゃなくて 茎にある。”
これ以外に なんか習ったような気がするのですが。。

今年のボタン

ボタンの花が開きました。

例年だと 5〜6個花をつけますが 今年は3個です。
昨年の花後 お礼肥えを施さなかったような気がします。

このボタンは ゴールデンウイークより少し早く咲くのが常で、
ボタンが咲くと 花の楽しみはもちろんですが  風薫る5月近し と 伸びやかな気分になるものです。

思えばたった3日ほどの花の命ですが 毎年時を告げ 楽しみをもたらせてくれます。

ボタン園と名の付くところにいれば 競うように花を開いている事と思います。
しかし 長い事付き合ってきた一本のボタンが花を咲かせると その木に対する思いが深く
それは ボタン園で接する花に対する気持ちとは少し違っています。

手元で日々様子を見ている花木との付き合いがあると あえて ○○祭りに参加して花を愛でようという気持ちは薄れます。

キャベツ

新キャベツが出回っていて とっても手軽に春の味覚を味わえます。
私は サラダより 蒸したり炒めたり スープにしたり 火を通したものを好みます。

店頭では 新キャベツが並んでいて それはこの季節当たり前の事です。

新キャベツでは キャベツの役割を果たさない料理があると知りました。

お好み焼きです。

しばし関西暮らしをした 江戸っ子の友人は 日曜日 「お好み焼きをつくろう」と思い立ち、材料の買出しに行きました。
さてと ひねキャベツがないぞ〜

あちこち探し回って ナイナイナイ〜
最後 一番家に近いダイエーで 
「ここになかったら お好み焼きはヤメ」と心をきめ売り場にいきました。 

ありました。
やっとの事でめぐり合いました。

めでたく お好み焼きを食すことができたのでした。

さすが 関西からやってきたダイエーというべきなのでしょうか。
考えてみたら 中華の豚肉とキャベツの味噌炒め これというのも 新キャベツってワケにいかない料理の一つに思えました。

市外局番 東京03

かつての上司の奥さんは 自宅を買い換えるに当たり 宣言した事は
「市外局番 03以外は お断り」
でした。

私たちの年代も 自分が今住んでいるところより都心から離れるとなると ”都落ち”などといって 外へ出ることに少々の抵抗を示したりするものでした。

今や なんとか地方に活性化と言う政策と相まって、庵主のように 本来もっている自然豊かな暮らしを望むことを実現しようという 選択肢も広まってきました。

どんぐり庵に 東京の西端から3人のお客様をお迎えしました。
小雨模様の天候が効を奏し 行楽シーズン直前の道路は思いのほかスムースだったと お聞きしました。
朝4:00に起きて・・・

里山のどんぐり庵に訪ねてくださる親しい方々が 少しだけでもリフレッシュしていただけたとすると大変嬉しく思います。
この住居で改めて命を吹き込まれた多くの古材達も 新たなエネルギーを得ているに違いありません。

日曜日毎の雨

日曜日毎雨がふるというお天気サイクルになってしまい 私のような 「日曜日が勝負日よ!」とばかりにスケジュールを組むものにとっては えらい事です。

おまけに昨日は 暖かくなるという天気予報を信じて薄着で出かけ 寒かった・・・

どんぐり庵のシラユキゲシが清楚に花を開いていました。

いただいて一年ほど鉢植えにしていました。
結構繁殖力が強いようで 花のイメージから小ぶりな鉢に入れておいたところ 鉢底から 根が広いところ求めて成長し始めていたものでした。

「これは 増えそう」と感触をえて、いただいたときには「少し日陰にね」 とコメントをいただいたのですが、日陰とは言いがたいところに植えました。

頑張って 増えてね。

落花生の甘煮

大多喜の道の駅で購入した 生落花生を煮てみました。

煮豆とタイトルにつけるか 甘煮にするか 少々迷いましたが 落花生の食味からいうと これは甘煮というべきかなと考えました。

お正月に隣人からいただいたものを思い出しながら調理しました。

まるっきり 煮豆の手順を踏みました。

最初一回茹でこぼしました。
その時に 茹でる事で渋皮がはがれたのですが それをざっと洗い流した程度では再度付着し (それも見栄え悪く)「こういうふうになるのか」と初めての体験を味わいました。

出来上がりは いわゆる煮豆の豆に較べると 落花生はでんぷん質が少ない為と思いますが、少しザラザラした感じがします。
もう一息時間を置いて そのあたりシロップをしみこませる事でどんな具合になるか様子を見てみます。

薄皮ごと煮ましたが、薄皮は時間をかければ気にならないほどのやわらかさになりました。

ポイントカード

あっちでもポイントカード こっちでもポイントカード。。
現金として使えるのは 何時何時まで。
プレゼントを希望の方は このリストから。

私が言うまでもなく どなたも カード入れの中に一枚や二枚入っているものと思います。

もうポイント集めなどヤメ!
と思いますが レジでは「ポイントカードはお持ちですか?」ときかれ 持ち合わせていないというと「お作り致しましょうか」と聞かれ 断ると 「失礼しました」と答えが返ってきます。

そしてなんか損したのかな と 自責の念に駆られますが その時だけで 店を出るときにはもう他の事を考えています。

ポイントはこうあってほしい 私の希望。
戦略もあるでしょうから ポイントなど廃止してその場で値引きしてくれ とは言いません。
せめて 前回付いたポイントは今回の買い物で精算するという その時その時にクリアーして欲しいのです。

ポイントをためてなんか買おうともくろみ 有効期限が切れて アララ・・と反省を繰り返す私に 愛の手を。。。。

なにかと気になる「いすみ鉄道」

「春のたけのこ狩りと房総の小江戸大多喜・歴史散策ツアー」
を企画しました。
5月1日までの 平日のみ10日間。
JR千葉駅と津田沼駅が出発地です。

参加費は5,500円。昼食は付いていないようです。

平日の人の動きと言うのはよく分かりませんが、ターゲットは子ども連れのファミリーというよりも シルバー世代を狙ったものでしょうか。

もくろみの参加者が集まり 経営再建の一端を担えるようお祈りします。

いすみ鉄道は 自転車を持ち込めます。210円払えばです。
自転車をたたまなくとも そのまま乗り入れ可能のようです。

季節がよくなるとバイクツーリングは楽しいものですが、千葉の道は危険が多くてどこでも乗り回すというわけにも行きません。
それと ぐにゃぐにゃ 東西南北を混乱させる道が続きます。
二人連れ立って出かけるときに、携帯電話は必携です。

さて 小湊鉄道の自転車持込はどうなんでしょう?
マウンテンバイクですから たためばいいのですが。。。。

桜蕊ふる

サクラの花びらがハラハラとすっかり散り落ち、木全体に赤味をそえる サクラの蕊を楽しむ一瞬の風情です。

この蕊が落ち、根元をほんのり赤く色付け さ〜て若葉の季節です。

どんぐり庵に移植した木々はそれなりに 「大丈夫かな〜」と心配しながら植えつけました。
そんな中で 大変以外だったのは 「ツゲ」です。

なんと 移植して一週間ほどで 二本のうち一本が枯れました。
まさか 「ツゲ」がデリケートなものなどと思ってもいなかったので、とても驚きました。

他のどの木よりも ”気”の入れようが少なかったことは確かです。
すっかり茶色くなってしまいました。今 暫く様子をみてみますが 葉っぱが小さいせいか、一気に枯れ木の風情になってしまいました。

アスパラ

ほぼ放置状態だった いえ こういう場合は 全く放置状態 というのが適切な表現といえます。

友人から 「アスパラは肥料が大好きだから 畝の横に腐葉土を置いて 土と混ぜては被いかぶせてね。」とレクチャーしてもらったものの 昨年秋に 木屑の細かいものをかぶせたっきりに面倒もみずに 放置状態で今に至ってしまいました。

その木屑の中から 二本のアスパラが15センチほどに育ちました。
1センチより少し太いものと 1センチに満たないようなもの 各1本です。

どれどれ と収穫し
いただきました。

なんと!!! 根元のほうがスジっぽい。

私はアスパラの根元のほうがスジっぽいのは 収穫後時間が経っているからだと勝手に決め付けていました。
我が家で収穫した 超新鮮アスパラがそうであるとは思わず 調理し 口に入れると
「う〜ん スジっぽい。」
「やっぱりグリーンアスパラは 根元のほうは 皮をむくなり それなりの処理をするんだ。」

グリーンアスパラとは このような物なり と 
よくよく分かりました。

青森ヒバのまな板

大事にしまいこんでいたものの一つに 青森ヒバのまな板があります。

しまいこんだ当座は どんぐり庵などという存在はイメージにもなく 
♪フフン いいかおり〜 何時か使おう

と存在そのものが 私に幸せ気分を贈ってくれました。

大振りのまな板で 3〜40センチの魚ならさばけそうなサイズです。

さて いよいよ まな板はキッチンデビューいたしました。
しかしです。。。
日常的に使うには
デカイ!オモタイ!

まるで どんぐり庵を 古い形を残して再生する話が進んでいたときによく出てきた話のようです。

”こんな デカイ民家を再生して 維持できるのか・・・”

そういうわけで 青森ヒバのまな板は キッチンの出窓に立てかけられ 存在をアピールしているものの 
日常使うまな板は こちらの面 なま物用と ”さかな”の焼印がされ、
こちらは お野菜ね と ”カブ”が焼印された 軽くて 小さなまな板となった次第です。

植木鉢の行方

ホームセンターに行くと たくさんの植木鉢が売られています。

高齢化しつつある 隣人や友人達は 私も含めて 一時多くの草花を楽しみ そのためにあれこれ買い集めた植木鉢があります。

我が家のように どんぐり庵という移植場所に恵まれた場合は 年々の植え替えも大儀だし 地植えにしましょう という事になります。
植木鉢は 役目を終えたとばかりに 庭の片隅に追いやられます。

深さはあまり無いけれど径が大きい和風のものとか ちょっとした樹木を入れても 土の重さでひっくり返らないような深めの鉢とか。。。

塀の内側で目につきにくいところに積み上げてあったりするものです。

昨年鬼籍に入られた隣人は 数年前からご自身が もうそう長くは生きられないと察しられていました。
私たちが ここに住いを作ることを決断した2005年の暮 ご夫妻でゴミステーションに植木鉢を運んでいる姿を 思い出しました。

”植木鉢のお回し” なんていうのも中々しないものですが 置けるところがある今の環境ならそうあわてて棄てる事も無いだろうと 空っぽになった植木鉢に目をやっています。

今のところ タケノコ入荷遅れで高値

どんぐり庵の春の味覚 タケノコは イノチャンと呼んでいる イノシシのご家族一行様により 壊滅的状況にあることは 庵主からお知らせしたとおりです。

東京都卸売市場が発表したところでは、三月に寒い日が多かったために タケノコの成長が遅れて 入荷量が減っている。=”高値”

これだけの事ですから、心配は要りません。
逆に 一気に成長し市場は飽和状態となるかもしれません。
そのうち・・・・

例年 お正月を過ぎる頃から タケノコに関心を持つ方から
「地下足袋を履いて 足の裏で地中を探ると タケノコを見つけられるからやってみるといい。」
このようにアドバイスいただくのですが

わたしは「タケノコは太らせてから 食べる。」
といい 口をあけて待っているわけです。

しかし イノチャンとの競争となると そうもばかりもいっていられないので、来年からは方針を変更しなければなりません。

いや〜 タケノコが食べたいという事より
「おい イノチャンオマエさんより先にみつけたぞ〜」
と掘り出したものを山において プレゼントしたいと思っています。

彼ら 来庵の折々 「お伺いいたしました。少々失敬致しました。」とばかりに 体半分地上に出したタケノコ1本。一口かじったタケノコ1本。置いていってくれるので、リベンジはその先を行くより無いかと思う次第です。

睦沢よいとこ♪

庵主はつぶやきました。
”睦沢ってほんとうに いいところだよ”

だんだん この地の生活にも慣れ、気候のよさも手伝って 少し遠出をしたりしていると聞きます。
彼が育った武蔵野は 多摩川の支流の川はあるものの 睦沢のような起伏にはかけていたのでしょう。
懐かしい景色と想い出が重複したり 新しい発見があるのでしょう。

なんといっても 目前を流れる川の両岸が 人工的な構築物で囲われていないのは 大変うれしい事です。

今日の嵐は すっかり木々の花を散らすでしょうが、日曜日に満開の花を多くの人が満喫し、嵐になるには いいタイミングでした。

収納

収納場所がたくさんあると ついつい 多分不必要と思うものも「とりあえず 入れておこうか」と 押し込んでしまいます。

日常使うものなんて ほんのわずかなものです。
とはいえ 一年に一度か二度 必ず必要になるものもあり これらはともかくとして 棄てるには忍びなし なんていうものがあるものです。

どんぐり庵は 収納場所はあるけれど そこにどのようにうまく収めるかの対策に手が回っていないので 不揃いなダンボールに入れて(これがまた 気持ちが悪い)並んでいます。

スペースに対して 荷物が少ない状況なので それで済んではいますが 棚を作ったり ケースを買ったり 庵主頼みです。

工房からのお知らせ

JR上総一ノ宮に近い 「たまあーと」さんから 工房の生徒さんたちの創作展の案内をいただきました。

一宮の創作工房から 伺った記憶のない工房からの案内でした。

いろいろたどってみると 思い当たる節にぶつかりました。

睦沢町川島に 一宮川をのぞむ「ギャラリー801」というのがあります。
 
”睦沢にも ギャラリーがあるのか”
”こつこつ 創作活動をやっている方の 作品に触れることが出来る場所があるんだ”
2年位前でしょうか 庵主と供に伺ったことがあります。

伺って 記帳でもしたのでしょう。

庵主の友人夫妻から頂戴した裂織のように コツコツと 作品を仕上げている方々は本当にたくさんいて、ある意味でガマンを重ねた作品には ふれるだけで喜びが伝わってきます。

ギャラリーや工房が身近にあるのは 私にとって 楽しみの一つとなります。

フジサクラ

挿し木にして 5年も経とうかと思う フジサクラが花を咲かせました。

背丈は30センチほどで どんぐり庵に 地植えにするにはまだ体力不足と考えて 小さな鉢に入れたまま わたしの手元に置きました。

ほんのり桜色が 清楚で サクラのよさというのはこんなところにもあるのかと 認識を改めています。

庭においていた鉢植えは その90%をどんぐり庵に持ち込みましたから、鉢の数がすっかり減り すっきりし 小さなものは小さいなりの存在を見て取る事が出来ます。

大好きな「風知草」は 少し長めの鉢に入れるととても素敵です。
 
庵主は 「鉢の管理はしませんよ。」といい されど 地植えにすると ”ただの草” にしか見えないかもしれないので 手元に引き取ろうか 地植えでも工夫次第か と 迷っているところです。

裂織

お祝い や プレゼントに何を送ろうか と 迷い 捜し歩くのも大変楽しいものですが、目先の事に追われているわが身に置き換え
「好きな事に使えるお金のほうがいいかもしれない」と思うこともしばしばで お金で用意することが多くなってしまいます。

庵主の友人は 「妻が織った裂織りです」「大変手間がかかるものです」 と コメントがついた 緋色のテーブルセンターを プレゼントしてくれました。

どんぐり庵の完成を祝っていただいてのことです。

緋色は 大変おめでたい色です。
手間をかけて織り上げたものをいただいたと同時に 緋色にこめた慶びのお気持ちを 大変ありがたく頂戴しました。

「使ってこそ 生きるのですよ」といわれそうですが、こめられた祝辞を思うと 当面 神棚にささげておきたい気持ちです。

サクラ・サクラ

週末 都心のサクラは満開に近く、そのせいか 「東京には サクラが多いな」と感じさせられました。

一本 二本 と距離を置いての植え方ではなく 育てるにはギリギリの 時としては 枝が触れ合うほどの位置に植えられています。

それだけに 花が咲いているときのインパクトは大変大きく サクラ好きの私は 電車の中から遠めに鑑賞し 喜んでいます。

都心に較べると 睦沢地区の開花の様子は 一足遅く感じられます。
気温が低いのでしょうか。

そして 里山に一本・二本とのびのびと枝を広げる風情は 同じサクラといえ また違った味わいです。


千葉銀行は 千葉市に サクラ(ソメイヨシノ)の苗木40本を寄贈しました。
千葉銀行本店横の国道入り口から千葉みなと駅までの 両側歩道に植樹されます。

高さ6mというのを 苗木と表現するのは少々抵抗を感じますが、とりあえず 苗木とします。今年 12月に植樹し 来年のお花見を楽しめる予定と聞きました。

この 6mの苗木40本で 約150万円。
植樹の経費は 数倍かかる事でしょう。
並木を作るも 何をするも 費用が大変かかります。

庵主の友人が 町から支援を受けて 200本のサクラを植える準備にかかっていますが、これは 地域の人たちが 「俺も 一肌脱ぐわ」とばかりに 自弁で作業をすすめています。
小さな苗木と思いますが 200本用意した町も太っ腹ですが 「俺も 私も・・」と 自然と人々が集まる この吸引力は 生きとし生けるもの 自然の中にある という事でしょうか。

どのように どこに植えるか みんなで仲良く成就されるよう 心からお祈りする次第です。

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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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