作業用ゴーグルとマスク

杉の皮剥ぎ作業に欠かせないのが、ゴーグルとマスクです。

粉塵もさることながら グラインダーに使うワイヤーカップは ワイヤーがちぎれたり 折れたりしたときに 遠心力で相当強い力で外に飛ぶ危険があります。

顔に当たったときに事故になるので、そのためにも ゴーグルとマスクは欠かせません。

この組み合わせが 中々思うようにいきません。

第一はゴーグルが曇らないことが肝心です。
防塵タイプの 曇り止め処理済ゴーグルを買いましたが、マスクをして使うと めがね着用の花粉症の人がよく訴えているように どうしても 曇ります。

次は木粉を吸い込まないための マスク。
カップ型は キッチリガードしてくれるという点ではいいのですが、顔に密着するだけに使用感がよくありません。

結局 両脇スカスカのゴーグルと、四角いマスクが一番支障なく使えます。

青天井で 木粉の処理は自然任せという環境で作業をしています。

長生郡市合併協議会

茂原市 及び 6町村の合併が 来年4月1日からと発表されました。

長生郡市合併協議会

議会の様子はどんなモンじゃとのぞいて掲載されている要望や感想を見ると 合併そのものの意見より 会議のあり方に対する感想の方が多いことにびっくりしました。

市町村合併がこの数年次々に決定され、住所録の変更が必要となるたび わずらわしく思っている私は、
「市町村合併に至った地域のいくつかの歩みを学習していれば とっくに解決している問題だろうし、初歩の初のはずだけど・・」
と思いながら 読むわけです。

そして このサイトは 6月25日の傍聴者感想文は掲載されていましたが、今現在 議事録が載っていません。
やっぱり これは 議事録が先でしょうね。

新しい市の名前は 専用応募ハガキで住民登録のある中学生以上の公募で決められます。

ハガキは7月1日必着です。
さてさて 興味津々です。

渡り廊下を思い出すキャットウォーク

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杉の黒芯角材にキャットウォークがのりました。
小・中学校には 渡り廊下があったことを思い出します。

学校の校庭は 土で 廊下は木の板張りを経験している私は これを見て思わず「渡り廊下だ」と思いました。

あのころ 渡り廊下には すのこが置かれていました。
それは 土の上に置かれているのではなく コンクリートを流し込んだ校舎と校舎のつなぎの部分に並べられていました。木造の旧校舎と コンクリートでつくられた新校舎を結ぶものでした。
屋根はついていましたが 渡り廊下のすのこを掃除した記憶がないので 多分 すのこはあるものの 校舎をよごさないために置かれたすのこの役目は 気休めに近かったように思います。

サッシの角が写っていますが このサッシが ベランダへの出入り口となります。

キャットウォークの存在は、土間からの見上げの雰囲気を重視したり 土間をパッシブソーラとして機能させることを考えると取り扱いの難しいものでしたが、ベランダをつくる事になったのが、建築工事が随分進行してからのことなので、キャットウォークをつくる事で、収めました。


思わず 古い校舎の風景が思い出されました。

杉板の皮剥ぎを極める

テーブルや流し台に加工される 杉の耳付き板の皮剥ぎ作業が進みます。

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先週の孟宗竹を使った皮剥ぎをヒントに、貝の身剥きに使うへらを連想し これを準備しました。





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孟宗竹は 木面にはやさしいのですが、硬度 鋭利さが不足で 竹ナイフ作り専任者が居て 側でどんどん供給していかないと、スムースな作業環境が生まれませんでした。



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その点 この貝の身をむく道具は大変重宝でした。





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順番に・順番に 杉皮をおこしていき途中で皮を引っ張ってはがしたりせずに 最後まで根気よく皮を起こしていきます。




この 粗皮はがしが終わると グラインダーで仕上げをしていきます。
先日の日曜日 vivakenは15枚の粗皮はがしをやり終わりました。
私は 一応5枚グラインダーをかけてありますが、例によって また 細かいことが気になって・・・ 「あそこ失敗したけれど 補正が効くだろうか。。。」そんなことが頭から離れません。

風情を尊重するお家で 杉皮で屋根を葺いたのを見たことがありますが ある程度の幅をもって剥いだ杉皮を使ってのことでしょうが、どんなふうにしているのか 一度見てみたいものだと思いました。

階段の使い勝手

どんぐり庵の階段の使い勝手を 検証する事になった 冷たい女房の話。

2階の床張りがぼちぼち始まっていました。
梱包を解き 一度並べて色味を確認し 張り付ける作業です。
大工さんの仕事は 本当にクリエィティブだと思います。

私は 2階でハイパワーな掃除機を使って 掃除していました。

階下で ドスン ガシャン。
瞬間 vivakenが足場から落ちたと思いました。
このような時は 落ちた 落とした ぶつかった などなど イロイロ頭をかすめますが、
落ちたかもしれない。。救急車か????

と思いつつ階段を駆け下りました。

まず vivakenは 小雨が降る中 家の中から持ち出す荷物を両手で持って 足場を組んでいる一番低いパイプ(地上50センチくらい)にのって、すべって 足首と腕をすりむきました。

山を歩いているときは 雨に濡れた石や 木の根っこや切り株には乗るな これが鉄則なのに 状況が変わると 「すべる!!」ことが意識から飛んだらしいです。

家にかえって 擦り傷にイソジンと あちこちに消炎のローションを塗って 今のところ 「痛くない」とま〜多分半分は強がりでしょうが 言っています。

その時私は 猛スピードで階段を駆け下りながら 検証していました。

1.よし・・いいぞ。この階段の傾斜。
2.よし・・いいぞ。階段のピッチ。
3.よし・・いいぞ。階段の幅。
4.よし・よし階段はストレートが やっぱりいいね。

そして 本人ところに到着すると イテテテと顔をゆがめながらも 「オレとした事が・・」と顔に書いてあり、「擦りむいただけだ」言って聞かないので、

「自己申告がないと わからん。」と 再び 2階に上がりました。

いい階段を作ってもらった と思いながらです。

木造りの流し台

どんぐり庵の台所 流し台はシンク以外は木でつくります。

たえず水っぽい 湿り気のあるところをあえて木でつくる これは今時では思いつかないこと の部類に入るかもしれません。

一つには システムキッチン風を嫌ったということがありました。
もう少し 素朴な風情をかもし出し かつ 昔のように台所は北側の暗いところというのはやめにして そんなこんなで行き着きました。

シンクだけでもイロイロあって 価格と品質の選択は 岩熊さんとvivakenの共同作業となりました。なんとか 決まったようです。

蜜蝋ワックスで手入れする時間は充分あると判断し 風をよく通して使ってみます。

もう一つのどんぐり庵風は レンジフードです。
出来上がりが待ち遠しいですが 階段は大塚社長の意匠。レンジフードは岩熊さんの意匠です。
民家再生に似合う部品も時々見かけるようになりました。
しかし それでは賄いきれないいろいろがあり、それは vivakenだけではなく 岩熊さんや棟梁にも ここはひとつこうしなければならん という信念があります。

しかし 予算は少ない かつ思い込みの激しい施主にこたえなければならない 岩熊さんや棟梁は 時々 「これでいいですね」 と きつく念押しをすることがあります。

その気持ち よく分かりまぅす。

開放感の演出

2階の西側の部屋。
間口1400の出入り口に まいら戸をつけます。
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当初両開きを計画しました。
両開き。
要は1400いっぱいいっぱい開放できるようにして 物の出し入れ 全体の開放感を感じさせられるように考えました。

またまた 途中変更しました。
両開きの加工をやめて 引き違いにしました。
1400の開口をもたせるか 700しか開口しないかは 全体の雰囲気から見てあまり意味を持たないと判断したからです。
物の出し入れのときは 戸をはずせばいいことだし、この狭いまいら戸を使うのであれば、引き違いのほうが似合っていると思いました。

間口900

今の住いの廊下は 800mm。
階段の幅は700mmちょっとです。

DSC05867-02.jpg吹き抜けの西側の廊下を 手すりから900mmでお願いしました。
これは はっきりいって失敗でした。

9寸の柱と それよりやや細身の柱が向かい合っている部分があります。どういうことになるかというと、
柱が出張ってきます。
柱と柱の間の有効寸法が 700ちょいという部分が出来てしまいました。

何もない 900幅というのは 特に我が家のように 純日本人体格のものの住いとしては 取り立てて問題にならないのですが、このでっかい柱が 存在感を主張します。

全体が広々しているので なおのこと狭く感じます。

これから民家再生をしようかという方へ 提言。
通路・廊下・出入口 は極力1200mmで計画されることをお薦めいたします。

杉板の皮むきの極意

杉板の耳掃除作業を 炎天下のなかでやっていました。
vivakenが粗皮を剥ぎ取り 私がグラインダーで仕上げをしていました。

彼の道具は ケレンと呼ばれる 小さなコテのようなもので 名称から思うに 錆落としに使う道具だと思います。
杉皮を 剥ぐように時には皮を無理やり引っ張たり、思うに任せない作業状況でした。

救いは 爽やかな風が川向こうの田んぼからそよいでいたので、風に感謝しながらの作業です。

DSC05872-02.jpgそうは言っても四苦八苦の作業状況でした。そこに 「どうですか 家の進行具合は・・」と たまに 様子を見に来てくれる近所の方が立ち寄りました。
マスク・ゴーグル・耳栓・木屑だらけのエプロン姿の私は、家の案内をvivakenに任せてひたすらグラインダーをかけていました。
DSC05873-02.jpgふと顔を上げると、二人で何やらやっています。
「杉の皮むきを子どもの頃よくやったものだよ。」と 睦沢風杉皮のむき方のレクチャーが始まっていました。

杉板に傷をつけないために 道具は孟宗竹の竹のへらです。
そのへらを 皮と本体の間に差し込んで杉皮を起こしながら剥ぎ取っていく方法です。

孟宗竹のへらは ナイフで削りながら なるべく歯切れをよくしておきます。

ケレンよりずっと作業効率がよく 「オレ半日損したな」と教えに感謝!感謝!
されど 陽は傾き始め 帰る支度の時間となっていました。
さて また来週だと 名残惜しい気持ちで帰路に着きました。

土禁の階段

DSC05860-02.jpg階段が納まりました。
守門の大塚社長がどこかで発表していたこの階段の意匠を なんとか 我が家にも取り入れることができれば と思っていました。

当時名も無き”どんぐり庵”の 民家再生を守門さんに依頼するかどうか まだ未知数のうちから 私は階段といえば 守門さんのこれ!!

注文する事も決まっていないのに、階段は 「これこれ これにしてくれ〜」
もし守門さんに注文できなかったとしても 階段はこのデザインをまねする。許してください。とまるで 脅し半分でした。

大塚社長の発案による、デザイン化です。

私たちは 階段板をはめこむ耳付きの板の皮むきを命じられ これを仕上げましたが 既出の通り 技術も無いのに完璧を求める私は あそこを失敗した ここを失敗した と 階段を作る大工さんに 「へたくそだね〜 これじゃあ階段の格が落ちるじゃないの。」そういわれるのじゃないかと 心配していました。いや 恐れていたというべきでしょうか。

こうして出来上がってみると 階段のすさまじいまでの迫力は 私がグラインダーを滑らせて 少々傷をつけたことなど どこ吹く風で包み込んでしまいました。

階段板を受けている耳付き板は 左右の形 寸法が違います。
その中に 傾斜 ピッチを等しくとった階段板をはめるのは 設計図がないとできない。
どういうふうに加工するのだろうか?

階段は 完成されたものを はめ込みました。
残念ながら 現場に立ち会うことが出来ず たいへん残念なのですが、男性5名ではめ込み作業をし ピタッとはめ込んだときには よろこびの歓声が上がったと聞きました。

柱はあるし 壁はできているし 開口部は狭いし 作り上げた階段をはめ込むのは 大変だったことは充分に想像できます。
みなさん ご苦労様でした。そして ありがとうございました。

某所に置かれた加工を待つ板

ついこの間階段に使うために耳取りをしたのと同じ様な 杉の皮付きの板が とあるところに15枚用意されています。

これは テーブルになったり 流し台に使ったりするものです。
まだ 乾燥が足りなくて 今暫く 使えるレベルになるまで待っています。

その耳取り作業は 私たちペアの仕事になっています。

材を運んでくれる山崎さんは ある時言いました。

「材は 雨などで濡れると 濡れないように対策をして保管してあるものより 数段早く乾く」

物を乾燥させるときは それ以上湿り気を与えないように保管場所において 乾燥を待つ。

これが 当然のことのように思っていました。

倒した丸太をそのまま置いて 葉枯らしをする というのは ついている葉っぱからも多くの水分が飛んでいくので 葉っぱを落とさないで山に寝かせておく。
それだけのことかと思っていました。

しかし 山崎さんの話を聞くと 山で葉枯らしをするというのは 丸太が雨にあたり乾燥する という事を何回か繰り返すことで 人工的な乾燥方法より 効率よく芯までしっかり乾かすことができることなのかと思います。

一心な美しさ

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一心に何事かに向かう姿は 本当に美しいものだと思います。

名刺と背広を取ったら何も残らないサラリーマンと揶揄されますが、サラリーマンとてその枠の中でひたすら仕事に向かう姿は美しいと思います。

しかし そうはいっても、いろいろな人が居て 自分の欲を満たすために 信頼を裏切り この先の人生をどうデザインするのか皆目見当のつけようもないことをやってのける人もいますが。

先日 ディズニーランドのスタッフ募集のチラシを見ました。
履歴書、写真など 採用基準とするであろう書類の提出を要求していません。

○○時の面接時間に来社ください。
これだけでした。

あなたが ここでどのように働くかは 会社が指導します。
それに添えないのであれば、やめてもらいます。

そういうことを 言っているのかな と思いました。

山野草とひょろひょろの木

シラユキゲシを友達が持ってきてくれた。

「日陰でね」とコメントをつけてくれました。
さて どこに植えようか と思案しました。

どんぐり庵の植栽はまだ手付かずなので 半日陰でいいなら 自宅の庭でしばし育てる事にしようと持ち帰りました。
強い日差しに当てるとちぢれてしまいそうな葉っぱも 自宅の庭では美しい緑を保っています。

10年 いやもっと長く タキイ種苗 や サカタノタネの通販カタログを見てきました。
近所の花やさんで苗を買うことに較べると割高なので、通販で購入したものはそう多くはありませんが、情報誌みたいな役割の部分を楽しんでいます。

その中の 「山野草」のジャンル。
サンヤソウね〜・・とほぼ読み飛ばすに近かったページなのですが、里山にどんな植栽を考え始めると、ヒョロヒョロの木と山野草と行き着きそうです。

ワレモコウ オミナエシ こういうものって買うものじゃなくてそこら辺に生えてるものじゃないの

そう思いながらページをめくりますが ま〜ないのだから仕方がありません。

それにつけても タマシャジン カタクリ シラネアオイ
これが里山で育つのでしょうか。

そして締めくくりは 白花クマガイソウ 70,000円。
どんな人が 買うのでしょうか??

階段の手すり

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窓の手すりの次は 階段の手すりを一つ。
どんぐり庵には 前の建物形態の遺物であるサスが数十本あります。
そのサスの使い道は切り刻んで庭造りに活躍させようか などと考えていました。
住居には 細い丸太であるが故に 加工に手間がかかる事だろう と サスを使うことの提案は控えていました。

チョット役立ててくれれば 嬉しいな と思っていました。

ところが そのサスが活かされていました。
階段を仕切る2階の手すりに ビシットはめ込まれていました。

1.均一な丸太ではないので 両端の切り口を垂直に 平行をきちんと出すにはどうやったのだろう???
2.木組みは 丸太に凸を作って 柱に凹を作ったのだろうか???

でも 両端の柱が出来上がってからこの手すりが取り付けられたから、両端に凸がある丸太をはめ込む事は 不可能だし。。。。

その為に柱を一回バラしたのかしら。

今度 確認してみます。 

窓の手すり

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もっとロマンチックな表現があるはずなのですが、行き当たらないので、窓の手すりとしておきます。
窓がサッシでなければ 「夕涼み ○○○・・・・・」と団扇でも使いながら腰をかけるところですが、あいにくとサッシのレールが邪魔をします。

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棟梁から木組みで作るよう指示が出ていたなんて 全く知らない私たちは、岩熊さんを前に 大感激!!!!






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今この手すりを見ようと思ったら 古い温泉宿でしょうか。
風化しそうな手すりに 手ぬぐいがかかっていて、網戸もない窓を開け放し、奥には浴衣の湯治客がボンヤリとしている。
そんな感じのところ。



この写真では見えませんが 壁際に打ち付けられた 手すりを補強する板は 階段に使うために杉板の耳を掃除した あの板の残りの部分が使われていました。

私は今 板磨きに燃えています。
”どんぐり庵”の看板板の再生はチョット失敗したところもあるのですが、勘弁してもらうことにして、次はまた 杉の耳付き板の掃除は私がやるぞ とテグスネ引いています。

ゴーグルをしてマスクをしても ゴーグルが曇らないマスクを買ってこなくちゃ。

気候変動対策

東京都が「気候変動対策の5つの方針とおもな取り組み」を発表していると読んで、どんぐり庵の場合 どの程度諸策に当てはまるか興味があって 確認してみました。

当然 家庭におけるCO2削減という項目に 注目しました。

まず 
○家庭からの白熱球一掃作戦
○自然の光や熱、風を使う快適な住いづくり
○住宅の省エネルギー性能の向上
○太陽光発電や高効率給湯器など、住いへの再生可能エネルギーや省エネ設備の普及促進

家庭の電気料金の2割弱を照明が占めているデーターが示されていました。
こまめに 電気は消しましょう。蛍光灯を使いましょうという提案でした。

かつて 日本の産業復興期 経済が右肩上がりで消費が美徳とされた時代 
両親が 「電気を消しなさい。もったいない」と口すっぱくいうのを聞くと 「ビンボーくさいな」と思ったものでした。
しかし 今 地球環境という次代へ引き継ぐ地球をどう見つめなおすかという観点から、改めて見直すことに目覚めなければならない私たちは、
「ビンボーくさいことは いいことだ」になりつつあります。

消費は美徳
これは 数十年前に捨て去っています。

東京都気候変動対策


ヒョロヒョロっとした木

DSC05823-02.jpgタイトルと何の関係もありませんが 早速大工さんの整理棚となっている 押入れ。
ちょっと物が入り 活用し始めると とても身近なものに感じます。



さて ヒョロヒョロの木 とは。
県道に面した東側の部分を 畑にするのはやめにして、雑木をヒョロヒョロ植えようかと考えています。
空間を活かしたデザインをして、大木を置くのではなく、ヒョロヒョロした木々の集まりでもって、小さな雑木の小道を作れたらと思案中です。

出来れば導入する植栽は 園芸種ではなく 自然のままのもので取り揃えたいと思ったりしています。
「山アジサイ」を代表格に、山サクラであったり山ツツジであったり 日本石楠花であったりと。もちろん 「どんぐり庵」の名前の由来 どんぐりの実がなる木はなくてはなりません。

どこまで やれるか。。ここからは 自分達の手でやるしかない状況です。

縦?横?下見板

DSC05839-02.jpg腰板 または 下見板と呼ばれる部分を、板は 縦に張るのがいいか、横に張るのがいいか。。

私は 基本的には横に張るのが好きです。
そのほうが モダンな感じを受けます。

どんぐり庵は 外は篠子押縁下見板張で横に板を張り、内部は1階は横張り 2階は縦張りとなっています。

写真の背景に見える部分が横に板を張った様子です。

何故 2階は縦張りになったかという理由は 特別はありませんが、2階は天井のない空間なので縦の線を出したほうが ”のびやかな雰囲気”(好きな表現です)が出るという、岩熊さんや棟梁の提案があったので従いました。

私は洋風な部屋に住んだことがありません。
生まれたときからず〜〜〜と 部屋の壁は 土っぽい壁で畳を敷いた家で暮らしています。
ここで 生まれて初めて自分の部屋が洋風に生まれ変わります。(畳がなくて、壁が板)

vivakenはセオリーとして 障子が最も保温効果が高いということがあって、私の部屋の4箇所の窓も 全開放できるように障子用の枠組みを作り 障子を入れることになっていました。

しかし だんだん出来上がっていくこの部屋は ロールスクリーンの方が似合うに違いない
このように考え始め 恐る恐る提案しました。

答えは
「自分の部屋なんだから好きにしたらいい。ただし 寒くたって 知らないよ。」
これは やめておけ!という答えだったかもしれませんが、私は 
「じゃぁ ロールスクリーンにする」
ということにしました。

寒いときは 1階の掘りコタツに入っています。

銘木の再生

友達が どこから入手したとも言わず、
「どんぐり庵の看板に使ってくれ」といって
重いケヤキの銘木を持ってきてくれました。

表面にウレタンで塗装が施されていますが、それがパリパリと剥がれ、再生の処理が必要なものです。
しかし 買えばちょっとした金額になるものを 「ハイ!!」と置いていってくれました。

「さ〜て そろそろやるぞ」
と腕まくりした私は、まず 大工さんに習って 裏の加工から始めました。

耳付き板の仕上げを手がけた私は、その時使ったサンダーに その時使ったワイヤーカップで作業をしたところ、ケヤキが黒をまとったような 黒光りした仕上げになりました。

気に入らない。。。。。。

もう一削りするぞ とばかり 砥石でいえば粗砥石に匹敵するワイヤーカップを使いました。
黒味はとれて ケヤキの肌が出てきました。(フフフ)
そこを また 仕上げのワイヤーカップで磨きこみました。

しかし 粗砥の掛け方に少々難があり 年輪が浮いて 木地の部分を削り込んでしまったところがあります。

風化した杉でよくみられる アレです。

そこを均一にしたいと思い、いい仕上げの道具がないか 探し中です。

押入れにはもったいない

DSC05826-02.jpg押入れです。
ここは 3次元に曲がる踊る柱のすぐ脇です。
押入れの正面に見えている梁は、くぐり抜けるのに 首をすくめなければいけない高さしかありません。壁をつくり通り抜けしないように考えた結果押入れになりました。

DSC05828-02.jpg踊る柱と押入れの背面です。
ここに 布団をいれて建具をつけるのはなんとももったいない。
「開放したままベッドにしたら素敵ね」と それでなくとも収納場所がない家なのに、そんな事をいっている私です。

2階は腰板が張り終わり、仕切りや造作が進んでいます。
森の中を歩いているように感じた 柱がいっぱいあった空間も 柱と柱がつなげられ壁の様相を呈してくると、また 違ったイメージをもって眺める事になります。

古建具

DSC05780-02.jpg小さな収納の扉にしようと見つけてきた「古建具」です。
建具に合わせて造作を作るという ハウスメーカに依頼したら ”即決 却下!!”となるに違いない事を いとも簡単にやってもらっています。
玄関戸は古いケヤキの蔵戸の改造です。

建具の新作は一つもありませんが 障子だけはサッシの枠との絡みがあり 新しいものを作ることにしました。

古い建具を見ていて 最も関心がいくのは 全体の体裁です。
ねずみにかじられている建具が 結構あります。そういうのは 避けたいですよね。
しかし 何が何でも 使いたい 補修したい と希望すれば その道はあります。

そして 「これ何の木?」とショッチュウと聞いている私です。
夫婦二人 知っていることを並べ立てて適当に結論を出しています。

古建具選びは中々面白い作業の一つでした。
心がけた事は あれもいい これもいい だけで選ばないで、絶えず 全体を頭において決めていくことでした。

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tiara
里山の暮らしはいかに・・。
vivakenのカーチャンとか オッカーとか 呼ばれる日が、来るのだろうか。

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